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xiphioの備忘録


2012年01月05日

_ [wine] Ch. Clerc Milon 1986

長らく、本当に長く、手元で保管してあったワインです(記録では92年徳島市内の酒屋で購入、価格は5千円弱)。このクレール・ミロンとバロンヌ・フィリップは、リリース当時85と86をそれぞれ2本ほど買った記憶が有ります。ここらのこの2つの銘柄は、パーカーさんよりかなり良い評価を受けていたと思います。また、85のバロンヌ・フィリップは後年(と言っても15年ぐらい前だと思う)とても美味しかった記憶が有ります。画像の説明

それに比べて、86は何時も固いイメージとその記憶ばかり残っていて(その他のボルドーの86でもそうです)、「いったい、いつ飲めるんやねん!」と思った事、今まで数度です。結局、芯は固いままに骸骨の様になってしまうのでは、とも予想していたのですが、、何とこのクレール・ミロンは違いましたねぇ。普通にブラインドでこのワインを飲んだら、「一体、何処の1級ワインだろう」と思う事でしょう、果実味それに加えて凝縮力が有ってワイルド、実に「ムンムン」しています(獣臭とも言える)。これは、遡ればムートンそのままの特徴です。

この濃い色、隙がなく沸き立つ香りとテイスト、ムートン86なら「全くの納得!」なのですが、これはクレール・ミロンです。このワインがこんなだった記憶は私には有りません。今までは(80年代だけですが)やはりセカンド的弟分、って感じでしたけど。最近やっと飲める様になってきた86と言うヴィンテージとこのワインを高く評価したパーカーさんは、やはりなかなか大した者なのかも知れません。(以前は86ボルドーより85の方が良いと思って居ました)

欲を言えばちょと力押しなので、洗練されたところが少ないと言いますかフィネスに乏しい気がしますが、それはねだりすぎでしょう。まぁこれは私の単なる想像でしか無いのですが、ちょっとばかしムートン辺りのプレスワインが入っていたかも知れません。単なる夢想ですが。

ついでに、お正月に飲んだワインのラインナップをかきますと、元旦の夜が、オーレリアン・ヴェルデのNSG05、2日夜が、ヴィユー・シャトー・セルタン83、3日夜が、ブラーヌ・カントナック64でした。ブラーヌ・カントナック64は確かもう3本目くらいですが、やっぱり良かったですねぇ。このワインのPPのポイントはそれほど良くなかった記憶が有るのですが、買ったロットが良かったのか、なかなか素晴らしいです。オーレリン・ヴェエルデはもとても良かったです。実は年末に同ワインを開けて見事にブショネ、あーあ、と思いつつ続けて開けたCAのワインも同じくブショネ!、このあり得ない確率に(通常5%とも言われていますが、私の場合、過去の経験よりブショネの確率は約2%です)ショックを受けたリベンジもありますか。