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xiphioの備忘録


2012年02月08日

_ [audio] SACDのリッピングが出来た!

数日前、どういう経路なのか覚えていないのだけど、SACDのリッピングが出来ると言うブログを見つけました。SACDのは無理と言う話を以前から聞いていたので、驚いて急いで内容を読んでみました。日付は昨年の7月です。

詳細はそちらを見て戴くとして、早速必要なソフトをダウンロード、ハードはその日のうちにオークションで落札しまして(結構高かったです)、昨日届きました。早速やってみると、見事にリッピング出来ます。ISO形式で保存し、そのままfoobar2000で再生できます(PCMに変換して出力)。いやぁ、何とも素晴らしいです!。

最近では殆どCDを買いませんが、以前は年間500枚くらい買っていた時期がありまして、CDは数千枚は有るかと思いすが、探してみるとSACDって何とたった2枚しか有りません(確かにあまり買った憶えがない)。折角環境を整えたのに、たった2枚リッピングして終わりです、もったいないですね。それで近くのブックオフに行って、SACDを探してみましたが、CDは山ほどおいてありますが、SACDは一枚もありませんでした。それが今のSACDの現状です。

私があまり買わなかった理由は明らかで、その音の良さは判っていたけれど、あまりに閉鎖的なので嫌になっていたのです。そのうち、CDの様にデジタルデータとして出力できて、DSD用のDAコンバータで聴けると思っていたのですが、いつまで経っても状況は変わらず、SACDプレーヤーで音声出力するしかないと言う、データの扱い方としては超時代遅れのままです。私などにはその辺りの事情は判りませんが、SONYが(自己の利益のためでしょうが)それを規制していたとしたら、それはとんだ大失策だった断言できます(利益面でもそうです)。

おかげでSACDは泣かず飛ばす(少なくとも私にはそう思えます)、元の技術は優れているので一部のオーディオファンは買い続けたものの、素材を変えたり目先を変えて話題作りをして利益率を上げ、その延命するのがやっとでした。ここに来てDSDのデータ配信が少しづつ始まって、そろそろ意味が無くなりかかった頃に、やっと各人の努力によりリッピングの道が開けましたね。

現在、ネットによって高音質な所謂HDオーディオの配信が始まりつつありますが、未だにタイトルはそう多くありません。さて、こうなってみると、SACDがHDサウンドの配給元として俄然注目出来ます。私の近所で買える所が無いのが残念ですが、東京か大阪に出たときには、中古SACDでも探してみようかと思います。