2012年04月20日
_ [wine] Brunello di Montalcino La Casa 1985 (Tenuta Caparzo)
いやぁ本当に見事なワインです。熟成した極上のサンジョベーゼのお見本の様なワイン。全く期待通りのワインでした。
、、、って、飲みながら美味しかったので、上の一行だけ書いて、「後はまぁその内」と思って居たのですが、先日「神の雫」なるワイン漫画の何巻かをたまたま読んだら、出てるじゃないですかこのワインが!、おまけにヴィンテージまで同じ!!、他所じゃあまり見ないんで「おうおう」と思ってしましました。(おまけに、その後の方に、ウゴライアも出てましたね、こちらも大好き。)
このワインを開けるきっかけになったのは、この数日前に開けたマセトの93です。93だし、そろそろ良い熟成をしたかしら、と思い開けてみたのですが(4本目最後の1本でした)、これがどうして濃くてまだまだ元気だったので(4本も買ったのに結局充分熟成した姿を見る事が出来なかった)、たまには綺麗なイタリアワインを、、と思って、こちらも最後の1本を開けてみたのでした。で、それがまぁ、本当に期待通りの美しく、熟成したブルネッロ(=サンジョ)の見本みたいなワインで、感激だった訳です。(同一ロットで買った中で一番良かったと思います)
あの漫画は、時折部分的に読みますが、超ご都合よろしきストーリーで、まぁどこもとても笑える内容です。でもワインは綺麗に書いてあるし、どんなのが出るのかも楽しみなので、たまに速読します(パラパラとめくっただけでもストーリーはすぐ知れちゃいますし、読みやすくて良)。漫画なので、どーやってもあっと驚く面白い話にしなければいけないので、大変ですねぇ。
私がこのワインを買ったのは15年くらい前ですが、その当時ならいざ知らず、幾ら漫画に出ていると言っても、今そうそう飲めるワインでは無いですよね。このワインも含め、85のブルネッロは以前結構買った筈ですが、もう全部飲んでしまっていました。物語とは違って、ボトル差ってかなり有るので、今回開けたみたいに素晴らしいのも有ったし、それほどでも無いのも有りました。でも、ブルネッロの85がもう無いかと思うと、ちょっと寂しい気もします。