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xiphioの備忘録


2012年04月26日

_ [wine] Behrens & Hitchcock Cabernet Sauvingnon "Ink Grade" 1998

ベーレンス&ヒッチコックのカベルネです。どーなんでしょう、他のカルトCAワインに比して、知名度に関してはあまり有名でないかも知れませんが、CAのワインとしてはとても好きなワインです。でも最近のは買っても飲んでもいないので、私が少々飲んだ事がある90年代後半の物に関して、と言う制限が付きますが。画像の説明

加えて、CAの98は結構好きです。ヴィンテージの差がそれほど多くない新世界ワインとしては、RPなんかの評では、98は90年代としては例外的に良くない年とされています。でも私としては、良い年の重すぎるワインよりは、こういう、キチンと作られているヴィンヤードのワインの素晴らしさを素直に実感する事が出来るのが98みたいです。今まで飲んだ、良い作り手の98はなべて素晴らしいです。(自分の好みだと思うけど、97より美味しいと思う事が多い)

今日は、B&Hの99も有るのですが、まずは98を開けてみました。今では殆ど見かけないシンセコルクです(でも、やせて無くてちゃんとしていました)。ファーストテイストから、好みでとても美味しいです、CAのワインとは思えないほど、酸がキチッとしていてバックボーンがあってからその上にワインがあります。

しかし、しかしこの98は酸が多いですね、カベルネとはちょっと思えないくらいで、ふとイタリアワイン、むしろサンジョベーゼみたいな気がします。以前にのんだ96だか97のB&Hはこんな事は無かったと思いますので、98の特徴かも知れません。