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xiphioの備忘録


2012年05月07日

_ [audio] 長い休みは、CDをリッピングしつつ、、

オーディオ雑誌とか見ていますと、最近でも新発売の高価なCDプレーヤーがほぼ毎月出ている様ですが、CDプレーヤー使っている人って、まだそんなに多いのでしょうか?

私に限っては、CDPはあまり使わなくなりまして久しく、更にこの数年位はごくたまにしか使わなくなりました。音楽のソースは、CSのスペースディーヴァ以外は、ほぼパソコン経由のデータになっています(所謂PCミュージックってやつですね)。

普段流している音楽は、以前はセントギガだったのが、放送終了後ネットラジオに変わりました。(思えばこのセントギガ、ほぼ放送開始頃から最後までですから、随分長く聴いてましたねぇ)ネットラジオに移った当初は、頻繁に接続が途切れてその都度再接続しなければならなかったのですが、次第に途切れなくなり、この所は時折音が一時切れる事はありますが、一日中流していても再接続しなければならない事はまず無くなりました。(ステーションによるでしょうが)

CDのリッピングも、EACなどでずっと前から出来ていたのですが、先を考えて、どういう形式が良いのか決めかねていたので、本格的には始めていませんでした。一時、HDDも高容量で安くなったし非圧縮でも良いかとも思いましたが、それではタグがつけられず不便で有る事が判明。可逆な形式はflac, ape, takなど色々あり決めかねていましたが、この所多くの市販の機材がFLACをサポートし始めていますので、可逆圧縮形式はそれで決まりだろうと言う事で、FLACで保存する事にしました。(本当は新しいtakが一番良さそう、apeも昔から有って圧縮率も良いみたいなのですが、名前が「モンキー」なのが敗因でしょうね、拡張子も「アペ」だし、名前に品が無いです)

リッピングソフトは定番のEACがありますが、dbpowerampが市販の専用機材にも採用されていて便利な様なので、少し試してみました。確かに有料ソフトだけの事はありジャケット画像まで簡単に取れますが、この有料ソフトがGracenoteに対応していないとは思いませんでした!。そこらの普通のCDならそれでも充分なんでしょうが、私の所有CDは結構マイナーなのが多いので、Gracenoteを採用したいところです。結局、ちょっと手間は増えますが、Player+EACにしました。また保管場所として、この間買ったQNAPのNASを音楽専用サーバーにする事にしました。

それで暫く前からCDを聞くときには、まずEACでcue+flacでリッピングし、それをサーバーにコピーしてから聴く様にしています(再生ソフトはfoobar2000です)。ただし最近ではCDを手に取る事自体希なので、最近買った数枚だけだったのですが、この長い連休の間、久しぶりにCD棚を眺めながら、昔買ったタイトルを更に何枚かリッピングしつつ聴いてみました。一時はCD、年間500枚くらい買っていましたので、記憶にないタイトルが半数以上(場所によっては殆ど記憶無いのばかり)、嗜好は自分の好みなので、どこのショップの棚を眺めているより興味深いという、良く分からない状況です。これらの所有CDを全てデータ化するのは事実上不可能、たまに聴き直す時にそのタイトルだけリッピングするだけですね。それを考えると、もうCDはあまり買わなくても良いかな、とも思います。

少し前にも書きましたが、CD以上の高品質音源は、SACDを買いプレステ3の初期型でリッピングして、これもサーバーに保管。まだDSDを直接再生できるDAコンバータを持っていないので、foobar2000で176.4のPCMで再生しています。USBで繋いでDSDデータを直接アナログに変換してくれる機材も出てきているようですね。早く安くなると良いと思います。CDと違って、所謂HDオーディオのソースとしてSACDは買うかも知れません(あまり売っていませんが)。

でも今頃、高級CDプレーヤーを買っている人、やっぱり居るんですかねぇ、新製品が出るくらいだから、売れているんでしょう。簡易な音楽メディアとしてCDは残るでしょうが、何十万円もする高級CDPは、代替えのないLPプレーヤーと違って、もう出番は無いと思うのですが。(ついでに、テレビも未来は無いと、思います)