2012年10月16日
_ [wine] Rousette de Savoie Marestel 2008
今年3月に訪問した、サヴォアで買ってきたワインです。恐らくルーセット・ド・サヴォアで最良の作り手Domaine du Pasquierのマレステルです。
その訪問日記にも書きましたが、ここらの作り手は赤やロゼまで、更に葡萄の品種がそれぞれ違う色々な種類のワインを作っています。アルテス("ALTESSE"、ルーセットと同じ品種だそうです。サヴォアでは一番メジャーな白ワイン用葡萄。)から作られるこのワインは、このドメーヌの看板ワイン。確かに試飲した中でも一番良かったですし、後で評価を調べてみても評判良いみたいですね。マレステルは単一畑で、その畑の場所を見せてもらいましたが、ドメーヌの裏の斜面の上方でした。
すこし糖分を残しているのか、ヴォリューム感があって、割と素直に美味しいです。やはりこの間飲んだセイシェルに似ていますね。
_ [music] Dulce Pontes : El Corazon tiene tres Puertas
何故か買いのがしていたドゥルス・ポンテスの2006年のアルバム"El Corazon tiene tres Puertas"が届きました。BevindaやOlivia Himeに比べれば幾分有名なので、入手不可能になる事はまず無いと思い、amazonで入手可能になるまで待っていました(暫く一時的に在庫切れだった)。
しっかし、何時聴いても、ホントにすっごいなぁこの人!!。最初はファド系の歌手として紹介されていましたが、99年の"Primeiro Canto"あたりで完全に脱却。歌手として、また芸術家として、現在並外れた存在であると、私は思うのですが、、。
昔から、ベスト盤以外の全てのアルバムを聴いてきましたが、初期のを除いて、今のところ「あの頃が一番良かった」と言うのが無いです(普通の歌手は有るものです)。毎回必ず表現の域を広げて新しく、次のCDを聴く度に、今回もまた凄いなぁ、と思うばかりです。いずれも圧倒的な歌唱力に裏打ちされた、その表現力の広さ深さには、毎度驚くばかりであります。
今回DVDに収録されたメイキングとなっているインタヴューをみて、今までCDで聴いて来た迫力や、ライブ映像で見られる存在感とは全く違って、華奢で優しそうな雰囲気のポンテスにはちょっと吃驚しました。日本語はもちろん、英語の字幕さえ付いていないので、インタヴューの内容が全く分からないのが残念です。