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xiphioの備忘録


2013年03月20日

_ [wine] Berncasteler Doctor Cabinet 1959

高名なドイツワインの銘柄、ターニッシュ家のベルンカステラー・ドクトール、私の誕生年であり優良年でもある1959年です。"Cabinet"時代のワインですね(スペルを間違えたわけでは無く、今の"Kabinett"とは違います。そこらの事情を書き出すと、確認のためにまた色々調べなければいけないので止めておきます)。もう一つ、「ベルンカステル」は"Bernkastel"だと思ったのですが、ラベルを見ると"Berncastel"と"c"になっています。これはターニッシュ家のドクトールのみこう言う綴りになっているようです。今確認したところ、ターニッシュでもバートスチューベの畑物は"k"になっていますね。なんか理由は有るんでしょうが、、画像の説明

このワイン、1、2年前からキャップシール周りがべたべたしていていまして、この所次第に漏れ出す量が増えているようなので(それでも年に数滴程度なのですが)、暑くなる前に開ける事にしました。

コルクが弱くなっているようですが、目立って吹いていた訳でもないので、50年以上前のワインながら、痛んだ風もなくかなり健全で、良いです。でもまぁ、幾分単調で、大まかな概要は「熟成した甘口の美味しいワイン」って所あたりに留まります。

本当ならこういった、ちゃんとした健全な熟成したワイン、ってあたりで満足するべきかもしれませんが、ドイツワインでも、時を経たもので時折、とんでもなく感動するワインが有ったりするので、ちょ、ちょっと残念かも、って気は残りますね、何せ59のドクトールだったもので。