2013年04月27日
_ [Traveler's diary] 六本木男声合唱団倶楽部 ロシア公演(1)
連休の前半、六本木男声合唱団はロシアへの公演旅行に向かいます。旧スターリングラードとして知られている、ボルガ河の街ボルゴグラードにて、公演日は4月30日。指揮の大友先生や三枝先生は、すでに数日前に現地入りしているはずだけど、多くの団員は本日出発。
ロシアへは、初めて乗るアエロフロート。後々で思ったけどロシアはコカコーラに広く毒されており、機内飲み物でもまずビールが無い。飲み物は、冷えているべきものも常に常温。一応ワインは有るけれど紙パック入りのジュースの様なもので、試しに白ワインを頼んでみたけど、常温で出てきた、さすが予想通りとも言えるけど。でも機内食自体は、そこそこ美味しかった。
約10時間で、ロシアはモスクワ空港に着く。着陸前は窓から雪が残っていた風景も見られたのだけど、雨で、幾分涼しい気はするけど、そう寒くはない。抱いていたイメージと違い、モスクワの空港は普通に明い雰囲気で、ヨーロッパ各地の空港とそう変わらない。
ここからボルゴグラードへの乗り換え時間が5時間ほどあるので、困ってしまう。どうしようかと六男の皆と歩いていた所、軽食が食べられる良さそな所を探している人たちに付いていって、お店にはいる。ここもまた、空港によくある様な普通な店だけど、皆でとりあえずビールを頼もうとして、困ってしまった。何しろメニューも何もロシア語のみ、おまけに店員も英語がほとんど分からないみたいで(国際空港の中のお店なのに)、「ビール」と言っても、ロシア語で何か返事するのだけど、意味が分からない。数を頼むにも通じないので、指で注文数を伝える。同じく料理もメニューの写真を指さすしかなく、オーダーに一苦労。いや、それよりも。ぼーと座っていても店員がオーダーを取りに来ない。まぁそれは外国はみな同じようなものだけど。
適当に料理を頼んだけど、結構美味しい。飲み物はまずビール(生ビールを注文したかったのだけど結局瓶ビールを注文)、それから話がはずみ、4人でワインを白、赤、赤と3本も頼んでしまった。一人飲まない人が居たので、一人1本以上だ、気がつくと2時間以上経っていて、ほとんど退屈しなかった。ワインはスペイン産の安物だけど、皆とワイワイやるのが楽しく、美味しく感じた。このように、初めてのロシア体験は、まずまず良かった。
ここからボルゴグラード(旧スターリングラード)へ約1時間半、到着した荷物受取所は如何にも「ソ連」のイメージの大柄で寒々しい雰囲気、一応ここは100万人都市なんだけど。
空港からホテルへのバスの中、さすがに疲れもピークで睡眠、そのせいか、バスに六男衣装を忘れてしまった。あれっと、気が付いたときには、すでにバスはなく、ツアコン担当の人に言うと、ロシア人のガイド役の人がすぐタクシーでバスを追っかけてくれた。しばらくして無事衣装は帰ってきたけど、まぁ大反省。おまけにチップとして1000ルーブルかかったし、、
ホテルの部屋は一人部屋なのだけど、すごく広い、無意味に広い感じ。ダブルベットなんだけど、これをもう一個入れても全然平気なくらい。後で皆に聞いてみると、部屋狭いよ、と言う人が結構居て、それはそれでラッキーだったかも、、