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xiphioの備忘録


2013年04月21日

_ [wine] 4月18、19、そして20日、東京〜京都の会

久しぶりに、東京に行き、京都に寄ってから帰りました。東京に二泊、京都に一泊ですが、三夜ともワイン会、久しぶりにとても楽しい時間でした。

18日夜はCCTJの持ち寄りワイン会、ワインの種類の多さはもちろんながら、お会いする友人知人の多さに、、本当に嬉しい限り!。東京在住で毎週の様に会に出ているような方にはわからないでしょうが、私の様な物には久々のパーティで楽しい限り、何であの人ともう少し話が出来なかったのかと、会の後で思ってしまいます。画像の説明

その後、数名で知り合いのワインバーへ、軽く上げるつもりだったのですが、結局67のニュフ・ド・パプを開けたのですが、これが唖然とするほどの香りと美味しさ、ワインってなんて素敵なのでしょう、って改めて思う。(でも、いつも思ってます!)

19日夜は、友人の方々と知り合いのレストランでワイン会。ワインは事前に一ケースほど送ってありました。今回はメンバー五名で、今回はワインの先輩と呼べる方も来てくれたので、急遽、86のバタールを德島から持参してラインアップを整えました。備忘録として、当日のワインは、
[1] 90のシャンパン(銘柄忘れた、参加者持参)
[2] Batard Montrachet 1986 (L.Latour)
[3] Montrachet 1999 (Laguiche)
[4] Corton(作り手不明、ヴィンテージも不記載ながら40年代と言うアナウンス、参加者の提供)
[5] Ch. Cos d'Estournel 1959
[6] Quinta do Noval Nacional 1982

個人的な感動一番は、急遽持参した86のバタール。改めて思うですが、古い白ワインって、本当に本当に素晴らしい!。30年近い熟成ですがオーバーライプなんて言葉は全く出て来ない、色もクリーンで今が丁度飲み頃、この86や88、89辺りの優秀どころの白はまさに特別です!。ここらの白って、後の時代のワインでは味わう事が出来なくなった数少ないテイストの一つ、と思っています。今回私が持参した86のLLは見るからに状態も良く期待していたのですが、実際期待以上、しっかしなぁ、86、88、89の白って、私ももう持っていないのです。

このレストランで、近くのテーブルに来ていらしたS先生(情報工学では大変有名)を紹介して頂き、その後ワインの事からいきなり打ち解けて、楽しくお話できたのも、とても嬉しかった事です。画像の説明

翌日新幹線で京都に移動して、夜は祇園さ々木でワイン会。何時もここでの会は、ワインもさりながら、仲間達との楽しい話と、さ々木の見事な料理に心沸きたちます。

この日、有る方が古いソーテルヌを持っていらっしゃいました。確かクーテ、ヴィンテージは40何年とか言っていました。(携帯でとった写真をみると43ですね)セラーからとり出してみると、液面が半分になっていたらしく、本当に半分しか有りません。そんな訳で、あまり期待はなかったのですが、これがキチッとした酸のバックボーンの構成力と希な複雑さが有り、全く素晴らしかったです。もしかしたら今まで飲んだソーテルヌで一番良かったかも、、。

と、言うわけで三日間楽しく遊んで来ました。昼間は念願のラファエッロ展も見る事が出来たし。以前なら東京とかに行くと、毎晩必ず1時や2時まで飲んでいたいのですが、最近はそれだと流石に翌日がしんどいです。そんな訳でこの所、会が終わるとすぐホテルに帰るので体調も良好。最後の京都のホテルで、楽しかった会の事など思い出しながら、結構幸せの内に眠る事が出来ました。お会いできた皆さんと、美味しかったワインに感謝であります。