2013年07月19日
_ [wine] Chateauneuf du Pape Blanc 2003 (Chateau Rayas)
久しぶりに、ラヤスの白を開けてみました。
上記タイトルにはBlancって入れましたが、ラベルにはどこにも書いていなくて、ラベルを見る分には赤と全く同じですね。首のビンテージラベルも同じ。良く覚えていないのですが、もしかしたら瓶の色も同じかも、、。中身が入っている場合は、見れば歴然なのでしょうが、空瓶になってしまうとどっちだったのか分からないですね。経年変化で、赤の色は薄く、白は濃くなるので、5、60年経ったら見分かるのは困難かも。1本ずつですが、03のラヤスは赤白の両方持っているので、同じ色くらいになった時に両方飲んでみるのも面白いかも、、って思ったけど、そんな時には、もう生きていないですね、残念。
当然ですが、美味しいです。でも、いつも口にするシャルドネあたりの白ワインとは、テイストが全然違いますよね。飲んですぐ思い出すのが、ほぼルーサンヌ100%で作っている、シニャン・ベルジュロンの白。昨年3月にサヴォアに行った時に、アンドレ・エ・ミシェル・ケナールが作るシニャン・ベルジュロンを飲んで、その時私は「ラヤスの白みたい」と評しました。そのケナールのワインは、翌日も飲みまして、とても良く記憶に留まっていますので、今日ラヤスを飲んで逆に、「ケナールのシニャン・ベルジュロンにやはり似てる」と思ってしまいました。(このワイン、「死ぬ前に飲むべき1001ワイン」と言う本に載っているらしいです)
美味しい白ワインですが、やはり値段がネックです。ラヤスの赤は、殆ど唯一無二なので、価格はまぁ仕方ないですが(でも最近高いです)、白はこの値段だっら他の選択枝も有りかと、思ってしまいます。ちなみに前出のケナールのシニャン・ベルジュロン、現在日本で売っている所は無いみたいですが、もし売っていれば3千円くらいでしょう。
このラヤスの白、葡萄品種を調べた所、グルナッシュ・ブランとクレレットがほぼ半分づつ、となっていました。てっきりルーサンヌがドミナントだと思っていたのですが、、。