2013年07月20日
_ [wine] Volnay Clos des Chenes 1959 (Domaine Potinet Ampeau)
過去に何度もある、口から少しづつ液漏れしているワイン、古いワインを幾つか保管していると良くある事ですが、今回は、Volnayの59のワインでした。
このポチネ・アンポーのワインを飲むのは始めてです。このドメーヌは結構古酒の在庫を持っているらしく、それを時折出荷しているみたいです。この59もラベルは比較的綺麗で、買ったのは数年前なので、その少し前くらいにドメーヌから出荷されたものの様です。
ラベルは綺麗でも、ボトル自体は54年経っていますので、コルクが緩くなるのが出てきても仕方がない事でしょうか。見ると陰圧で少しコルクが下がっています。コルクが吸い込まれない様に、すごく気をつけながら抜栓。古いワインのコルクを抜く要領と言うのは、ほぼ経験だけでして、何本も開けた事がある人は上手ですし、やった事がない人には面倒かも知れません。
緩くなって少しずつ液がしみ出てるとは言え、コルクはちゃんとしているし、香りはそう立ってないけど色も悪くない。結構期待して飲み始めたのですが、ダメなのではないし、悪くは無いのだけど、とにかく香りも味も平板。特徴のない安物ワインが少しだけ古くなった感じ。銘柄はヴォルネイの1級畑物だし、結構高かったと記憶しているのだけど、その価格には似合わないですね。
このワイン、2、3本買っているはずです。このボトルはちょっと残念だったけど、古いのは1本ごとにテイストが全然違うのが普通なので、次に開ける時に期待します。