2014年01月02日
_ [wine] Ch. Durfort-Vivens 1970
お正月の間に飲むワインとして、ここ数年は、私がワインを買い始めた頃のワインを少しずつ開けています。今日は、いや今年は、デュフォール=ヴィヴァン70です。
記録のよれば、購入は1987年。ワインを飲み始めた、結構初期の頃に買ったワイン。まぁまぁよく今まで持っていたよなぁ、と言う気もします。
ワインは既にミッドショルダーです。その肩の所に「果実酒」と言う、この時代にはお決まりのシールが張って有ります。裏ラベルには輸入業者の表示がありますが、「株式会社 明治屋」になっています。購入場所の記録を取っていませんが、当時の事と併せて考察するに、もしかしたら、これ広尾か六本木の明治屋で買ったワインでは、と思います。
購入価格は1万2千円とあります。ワインが高くなった今でも、これは高いですよね。買った時でも、70と言う古いヴィンテージだったのでこの価格なのかも知れません。今だとこの位の値段のワインは割と普通に買っていますが、数千円のワインを1本づつ買っていた頃です、このワインは相当「頑張って」買ったワインだと思います。(だから、いままで手元に有った訳でしょう)
ワインセラーの設置が95年です。従ってそれまでは、「空調なし」の保存でした。比較的涼しいところに置いてあったとはいえ、夏は結構熱くなった事でしょう。そんな環境で8年で不安も有りましたが、でも大丈夫です!、これすごく良いです!!。
US経由のオークション購入ワインを、ずいぶん飲んで居ますので、熱にやられたと思われる「痛んだ」ワインも、さすがに何度も経験は有ります。でも、今日のワインはその片鱗も全く無いです。本当に、綺麗に良く熟成したマルゴーのワインです。私の経験から想像できる、そのイメージそのままです。
昔々に買って、あまりキチンと保管できていなかったワインでも、今飲んでみて、その結構多くが本当に美味しいのはどうしてでしょうねぇ??。最近買ったのでもダメなのも有るのに、、単なる思い入れ?!、それは違うネ、、でも、やっぱりワインって不思議なんですよ!。