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xiphioの備忘録


2014年01月13日

_ [wine] セラー2の大掃除、その2

セラー2が夏期の間湿度がほぼ100%となり、そのせいで内部がカビだらけになってしまっての大掃除を、昨年年末にしたのですが、その予後にいろいろ有りました。

文字通りカビだらけだったので、カビキラーを大量に使用して必死に綺麗にしたのですが、後でモップ等で水拭きはしましたが、依然塩素の臭いが酷かったのです。閉め切っていると結構臭いがしたのですが、正月の間位開けておけば、臭いも飛ぶだろうと甘く考えていました。でも正月明けで週が変わって、仕方なくワインをセラー内に戻しても、依然密閉状態にするとまだ結構臭います。仕方がないので、扉を開けっ放しにして、扇風機でずっと換気していました。

所で、そのワインをセラー内に戻す時に、ワインの収納箱を倒してしまい、3本割ってしまいました、、あぁ涙!。オリコン5段積みでほぼ背丈もあろう列を、段差のあるセラー内に斜面を作って突っ込むのです。よく考えれば結構危険です。3列目まではうまくいったのですが、4列目でどこかに当たって失敗、倒してしまいました!。よりによってヴォギュエのプルミエクリュを2本、78のシャンベルタンを1本、割ってしまいました。一瞬ボーゼン、すぐ気を取り直して掃除にかかりましたが、正月早々悲しかったです。

塩素の臭いは、床の板にもカビが進出していたので、カビキラーをかなり吹き付けたので、板とその下の断熱材に染みこんでしまっているんでしょう。正月休みが明けても、臭いが飛ぶ気配がないので、まず急いで換気扇を取り付けてもらう事にしました。これは、夏期に湿度が上がりすぎる事に対する対策の意味もあります。冷却能力は充分なので、少々換気して湿度を下げても問題ないでしょう。そしてその後、この連休に思い切ってもう一度、セラー内を清掃することにしました。

日曜日の朝、またワインを全て退避させ(今度は、移動時は3段以上積まない様にして、慎重に運搬しました)、20mの水道ホースを買ってきて、とにかく内部を多量の水で流します。その後、中和のための消石灰を床に撒いて、更に水洗い。苛性ソーダが売ってなかったので、ホームセンターで安く売っている消石灰にしたのですが、普通に売っている消石灰って土壌改良用なので、2割くらい粘土分が混じっているんですね。後で買ってきた袋をよく見て、やっと気がつきました。水で溶いてから使えば良かったのですが、そのまま撒いたので、粘土分が残り、後の掃除がまた大変でした。

連休2日目、セラー前、辺り一面に堆積している消石灰の粘土分をこすり取って、その後モップでその辺りの掃除。午後にワインをまた慎重に運び込んで一応元に戻しました。もう大丈夫だとは思いますが、念のため換気扇はつけっぱなしにしてあります。ワインの移動で3本も割ってしまった事もあり、もう2度と大掃除などしたくはないですね。