2014年02月14日
_ [computer] Windows 8
XPのサポート切れが、いよいよ迫ってきました。メーカー各社は特需も有るみたいですし、安くあげるにはWin7が入った中古パソコンを購入するのが一番良いみたいですので、中古パソコンも売れているようです。
割と最近までサポートがとっくに切れたWin2Kを使っていた私ですが、WinXPはインターネットから独立した箇所で使用しているパソコンを除き、Win8に更新するつもりです。Win2Kではあまり対策をしなかったのにWinXPではすぐにするのは、悪い事を考えている人にとって、未だユーザーの多いXPは効率の良い標的だと思われるからです。一般にこの手の様な物は、振込詐欺もそうですが、ひっかっかるのはごく一部です。でも分母が大きいと、釣り上げる事ができる魚も多くなるわけです。私が悪いことを考えるなら、ターゲットOSはWinXPにしますね。
昔から言われていたことですが、セキュリティをあげる簡単な方法は、マイナーなOS(とマイナーなソフト)を使うことです。MacOSもLinuxも、すでに結構メジャーなので、Plan9とかのもっと珍しいOSが良いかもです。でも「日本語さえ使えない」、って事になりますが。それか、NetBSDあたりで、これまた非常にマイナーなハードにするって手もあります。こちらですと、処理速度に難がありそうですが。
そういうわけで、先日、ちょっと古いマシンにWin8を入れました。MSはWinXPの比率を下げようとしきりですが、今Win8.1やWin7って1万円少々しています、ちょっと高いですよね。サポート終了それ自体、単にMSの販促とも思えてしまいます。以前、Win8へのアップグレードパッケージが3千円少しで売っていた頃、余分に買っておいて正解でした。
このWindows8アップグレード、以前のOSが入っていないとインストールできない仕様ですが、インストールする時、前のプロダクトナンバーを確認する様子もないので、もしかしたらどんなのでもOKじゃないかという気になっていました。今回のパソコンは、既にXPの上に試しのWin8.1をクリーンインストールしてあったのですが、またXPから入れ直すのが面倒なので、そのままWin8のアップグレードをクリーンインストールしてみましたら、何も問題なくインストール出来てしまいました。これじゃぁ、殆どDSP版と変わらないですね。安く売っていた時期にもう少し買っておくべきでしたでしょうか?。
ヴァージョンも既に8.1となり、来月ぐらいにはちょっと大きな更新がある様ですが(Win8.11?、Win8.2?)、私の所のWin8はどれも8.1に更新していません。SkyDriveは今のところ使わないし、新しいUIこそ全く不要なので、8.1にする意味があまりないのです。それに、紐をつけられるのが何だか気持ち悪いので、MSアカウントも登録していませんし、UACも切っているので、更新自体出来ません。
_ [wine] Ch. Talbot 1959
本当は、オーブリオン70を取りに行ったのです。セラーで探している内に、このワインを手にしました。何かちょっと漏れている、と思ってボトルを見ると、ワインはもう半分位しか無くて、よく見ると、その液面にコルクが浮いて居るではありませんか!。
もう何度も有りましたが、古くて状態にトラブルが有るワインです。正直、誕生日とか以外こんな事でもない限り、59のワインなんて開けません。で、そんな事を考えると、何か状態が悪くなったワインしか飲まない、なんて事になってしまいますから、それも考え物です。私ももう55歳なので、手持ちの古いワインは早めに開ける様にした方が良いですね。
改めてこのタルボ59、ワインはすでに6割くらいしか有りません。それでも横に寝てたので、コルクが吸い込まれてしまった後は、キャップシールだけで何とか持ちこたえていたんですね。以前にも、2本ほど(ブルゴーニュとドイツワイン)、コルクが吸い込まれてしまっていて、キャップシールだけってワイン有りました。こう考えるとキャップシールも結構大切ですね。それで、その過去の2本ですが、それが結構美味しく飲めた記憶があります。
開栓、いやキャップシールを外して、デカンタを考えます。最近、こういう液面に浮いているものを避ける場合は、ボトルを傾けずに細い管を使ったサイホンでのデカンタをしています。澱は多少はいりますが、ショックが少なく空気に触れる度合いも少ないと思いますので、良い方法だと思っています。
デカンタ後の最初の香りとテイストは、ちょっと紹興酒っぽい感じでした。その他の味わいも香りもやや貧相なもので、「私なら飲める」と思いつつ飲んでいましたが、暫くして、時間がたち温度も少し上がると、テイストに甘みと幅が出てきて、とても楽しめるワインになりました。最初感じた紹興酒っぽい所も無くなり、さすがに偉大なワインって訳にはゆきませんが、なかなか良かったです。
古いワインって不思議で、状態がとても悪そうでも、すごく美味しい時があるし、見るからに状態が良さそうでも、飲んでみても「何だか良くわからない」って印象しか残らないワインもあります。