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xiphioの備忘録


2014年07月03日

_ [computer] Devil's Canyon i7-4790K + Z97I-Plus + M.2 SSD で作成

この所、インテルの新しいCPUが出る事に、取りあえず1台パソコンを組んでいます。今年のは、Refreshと言っても内容的にはそれほど違っていないのですが、クロックも4Gに成ったし、目新しい所としては、M.2 SSDがサポートになったので、それを中心に作ってみました。

チップセットがZ87からZ97に変わったのですが、よく見ても変わった所と言えば、M.2のサポートしかない様に思いますが、どうなんでしょうか?。なので、ここはどうしても M.2 SSDをブートデバイスにしたい訳です。PCIeのM.2 SSDも、これから年末にかけて幾らか出るようですが、現時点ではプレクスターのPX-G128M6eしか選択肢が有りません。このSSD、まだあまり出回っていない様でしたが、先週末、大阪日本橋のBUY MOREで、対応マザーボートとのセット売りをしていましたので、Z97I-Plusとi7-4790Kと一緒に買ってしまいました。本日、その他パーツも揃ったので、組み立ててみました。各パーツは以下の通りです。画像の説明

CPU : Intel Devil's Canyon i7-4790K
Mother Bord : ASUS Z97I-PLUS
SSD : Plexter PX-G128M6e
Memory : Team DDR3 1866MHz 8GBx2 TED316G1866C13DC
Case : LIANLI PC-Q33B(Mini-ITX)
CPU Cooler : Scythe MUGEN4 SCMG-4000
Power Unit : 玄人志向 KRPW-N500W/92+ (Platinum 500W)

CPUクーラーや電源は、一般に評判の良い物を揃えただけです。HaswellではMicroATXだったので、今回はmini-ITXにすると決めていました。その中でM.2搭載の物で、更に画像出力が多彩な物を、と言う選択で、無難にASUSのZ97I-PLUSです。何時も一番悩むのはケースですが、mini-ITXであっても60mmの大きなサイドフローのCPUクーラーが使用できる事を前提に、あとは出来るだけコンパクトなケース、と言う事で、LianliのPC-Q33Bにしました。メモリは、安くて、でかいヒートスプレッダが付いていない物を選びました。

このケースPC-Q33Bは、アルミ製という事もあり、とても軽いです。コンパクトだし分解しやすいし、とても良いケースです。最近、普通の箱形で無いケースとか、USBポートやオーディオジャックが上面や側面に有ったりするケースが多いですが、結局、後ですごく使いづらいと思います。組んでみて気になったのは、リセットスイッチが無い事です。あと前面と上面が一体で、前の方にパカッと開いて組み立てしやすいのは良いのですが、その為に前面のポートからの配線を綺麗に纏められません(綺麗に縛って短くすると、開けられない)。それを考えると、少々組み立てづらくても、普通の様なパネル組みで良かった気もします。

PlexterのM6e M.2 SSDは取り付けに、少々手こずりました。Z97I-Plusは裏面にスロットが有るのですが、まずマニュアルの何処にもこちら側の取り付け方法の記載が有りません。スロットに差して、頭をスペーサとネジで留めるはずですが、背の高いネジの様な物しか有りません。暫く考えても分からないし、何度もマニュアルを見ても何処にも載っていないので、ネットで検索すると、その背丈のあるネジは、実はスペーサと小さなネジが一体となった物で有る事が分かりました。言われて眼鏡をかけてよくよく見てみれば、そう見えます(最近老眼で細かい所がよく見えない)。結構堅く締まっていたのですが何とか分解して、そのスペーサとネジで無事セット出来ました。画像の説明

このM.2 SSDは何もしなくても、ブートデバイスとして使用できるはずです。その通り、BIOSのデフォルトの状態で、ブートデバイスとして認識されました。しかし、BIOS設定の、ストレージの所では「M.2 未搭載」となっていますが(BIOSは最新のものにアップデート済)、これはこれで良いのか不明です(後で訊いた話だと、ここはSATA接続のM.2 SSDの場合に出るそうです、PCIe接続の場合はでない由)。取り合えずスピードを測ってみました。シーケンシャルリード、公称は770Mらしいですが692Mでした。このくらいは仕方ないでしょう。でも安い128MのSSDでも、RAID-0にすれは、これ以上は出ますね。

光学ドライブは必要な時にUSBで繋げば良いので必要ないですし、私はゲームはしないのでグラフィックカードなども要りません。大容量ストレージもNASに任せるので必要有りません。システム用のデバイスも2.5"SSDだったのが、今回はM.2 SSDからブートするのでついにストレージまでもマザーボード搭載です。ただ128では少ないので、あとで500G位のHDかSSDを載せる予定ですが、暫くはこのままです。パソコンも実にシンプルになってきましたね。

ハードの組み立ては割と簡単に終わったのですが、問題はOSでした。今、Windows8は2万円くらいします(昔WindowsOS、もっと安かったと思うけど)、以前のキャンペーンでアップグレード版を安く売っていた時代に、もう少し余分を買っておけば良かったです。ふとヤフオクで見てみると、「プロダクトキーだけ」という事で数千円で売られていますが、流石に私もこれは怪しいと思います。その中で、以前買ったアップグレード版のWindows8が、当時のキャンペーンの価格ぐらいで出ていました。こちらだったら大丈夫かも、と思い、少し前に買っておきました。しかし、発送が海外からだったり、こちらも怪しさプンプンでしたので、実はかなり心配していました。

「大丈夫かなぁ」と思いながらインストールすると、付属のプロダクトキーで認証できます。「大丈夫だった」と思ったのもつかの間、Windows8,1にアップデート出来ません。このキーはどうやらボリュームライセンスという物らしいです。本物ならそんなことは有りませんから、これは「まがい物」だった様です。やはり信頼できないこんな所からソフトを買ってはいけませんね。このままWindows8のままでは更新も配信されないらしいので、余っているWin7でも入れようかと思案中です。