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xiphioの備忘録


2014年09月08日

_ [audio] Pioneer USB D/A Converter U-05

最初っから存在していて、使用素子とその手法ももう充分に熟成していて変化も少ないアナログ・アンプなどと違って、D/Aコンバータは新しいチップも出てくるし、DSDデータの直接再生の様な新しい方法も一般化してきますから、ある程度先端を追う必要も出てきます。画像の説明

そんな訳で、既にD/AコンバータはDSD対応でないと時代遅れといえますし、そうでないと入手対象にする価値も無いと思います。10万円をかなり割り込み、やっと普通に入手できるようになったDSD対応のD/Aコンバータとして、昨年TEAC UD-501を買いましたが、次は「音が良い」と言われているDACチップ、ESSのES9000シリーズを使用したD/Aコンバータ(高くないやつ)を探していました。中国製でES9018を使った安いのが有るらしいですが、D/Dコンバータならまだ良いのですが、アナログ回路を扱う中国製の物は何だか買う気がしないので、見合わせていました。

そんな時にパイオニアから、ES9016を2個使用したU-05が実売9万円弱で発売されたので、すぐアマゾンで注文。暫く待たされましたが、やっと本日届きました。

本当言うと、上位のES9018にしてほしかった所ですが、この価格ではやはり無理でしょう。届いたU-05はずっしり重く、高級オーディオ機器として、とても良い質感を持っています。UD-501もそれほど悪くはなかったのですが、U-05は筐体、SWやセレクタ、VRのつまみなど、各々の質感がとても良いです(実際結構お金かかってそうです)。願わくば、黒色筐体の物も出してもらいたかった所ですが、、

現在まだ、パソコンと接続してヘッドフォンで動作確認しただけで、音の良し悪しをはかる所でもありませんが、この内容この機能と、この質感ならば、非常にお買い得ではないかと思います。

暫く前のニュースによると、パイオニアは既にAV部門を売却する事になっているらしいですが、その最後の輝きとなるのでしょうか?この様な良い機種を作っているのに、残念な事です。