2014年11月24日
_ [wine] Ch. Haut Brion 1970
そういえば暫くオーブリオンを飲んで居ないかなぁ、と言う事で開けた70のオーブリオンです。
このボトルは1994年入庫の、買ってから既に20年と言う結構古い物。見ると液面も結構下がっています。オーブリオンの場合、ショルダー云々は言いにくいのですが、通常ボルドーボトルのミッドショルダー位に相当するかと思います。70としてはちょっと低めで、リスクありです。
キャップシールを取って見てみると、コルクは上部1/3が萎縮していて役をなしていません。下部1/3位で栓としての役割を果たしている感じで、液面が低いのも仕方ないかも。
開栓直後のテイスティングでは、かなりエッジのある酸が顕著で、たぶん普通目にはちょっと痛んでいる感じだけど、開栓して暫く置くと経験上この酸は無くなる(感じなくなる?)事が多いので、お肉を焼きながらゆっくり飲み始めます。案の定、1/3位空く頃には刺激的な所は無くなり、1/2程空いた頃には、ちょっと軽めだけどオーブリオン特有の「アーシー」さも結構感じられて、充分楽しめました。
やっぱりボルドーではオーブリオン好きです。単なる経験上ですが、60年代はミッションが、70年代はオーブリオンが安定して良い様に思います(75のミッションは飲んでいないので)。