2015年01月16日
_ [wine] Hirtzberger Singerriedel Riesling Smaragd 2006
このワイン何本かめだけど、やっぱし、ヒルツベルガーのリースリングのスマラクト、ジンガーリーデル畑はホント凄いワインですね。
特別な畑の、言うなれば「詰まった」リースリングなので、香りとかから、ファーストの印象にはある種フラワリーで「甘さ」さえ感じる事がまま有ることですが、実は辛口。飲み進めて意を決してワインに真剣に向き合うと、圧倒的な実在感をもって「ズン!」という感じでアクターテイストに襲いかかって来る感じです。でもそれは柔くは無く、本当に剛胆というか、日本刀(それも同田貫)の様な切れ味と力強さを持っていて、そういう意味でその先、ある種怖ささえ見えます。
まぁ端的に言えば、「すっげー」ワインです。辛口の白ワインで、こと「美味しさで」と言えば、シャルドネとかSBのトップの方が馴染む感じではっきりそちらが美味しいと言えるのでしょうけど、これって範疇超えていますよね。