2015年02月28日
_ [misc] スポック役のレナード・ニモイ氏が亡くなられた、、
今朝記事を読んで思わず、「ええぇ!」と声を上げてしまった。83歳だそうだから、早くして亡くなった訳ではないけれど、今後の映画の中でも、スポック役はまだ見られると思っていたので、吃驚したのが本当かも知れない。
年代的に、「宇宙家族ロビンソン」はあまり記憶が無く、SF物といえば「スタートレック」ばかり何度も見ていたし、当時の大方の少年と同じくファンだった。
_ [book] 「オペラ座のお仕事」三澤洋史
先日、本屋さんで発見。ざっと見た感じ、文字間隔も広めで、周りの空白も多くて、どうも内容は少めみたいだけど、三澤先生の本なので買ってみました。先生には、六本木男声合唱団で時折指揮して戴いています。
こういう隙間が多かったり、紙が厚めだったりという本は「キライ」でして、形態だけが理由でも普通はあまり買わないのですが、三澤先生の本ですから、「これは読んでおかねば」と購入。本日食後に読み始めましたが、予測通り、夜には読み終えてしまいました。
内容は、なかなか楽しいです。三澤先生の、良い人柄も窺えて、殆ど休まないで最後まで読んでしまいました。逆に言うと、やはりちょっと内容量が少なくて散漫かもしれません。本当は、もっと色々なエピソードや意見を加えて(有るはずでしょうから)、もっと単行本としての体裁を整えた本にしてもらいたかったですが、同じ書くのだったら作曲の方が先で、本まで書いている時間はあまり無いでしょうね。
でも三澤先生って、小さい頃から音楽教育を受けた、って訳でな無いのですね。殆ど独学で、高校生になってから音楽の道に進もうと決めた様ですから。ピアノってその頃から初めても、弾けるようになるんですか、普通は無理ですよね。それこそ才能があって、好きで努力もされたからでしょうけど、やはり凄いです。
_ [book] 「宇宙の始まりと終わりはなぜ同じなのか」 ロジャー ペンローズ著
とても面白そうな話なので、思わず買いました。主流のインフレーション宇宙論にも色々問題点は有る様なので、色々なモデルを考慮するのも楽しいことです。
最初の第一部はとても興味深く楽しく読めました、二部もその流れで何とか読み進めましたが、ペンローズが本当に主張したい、第三部「共形サイクリック宇宙論」になるとさらに難しくなる感じで、とても理解できないと、ついにギブアップ、読むのをあきらめてしまいました。
半分しか読んでいない本を採り上げるのは、前半がとても面白かったからです。そこは、つまりエントロピーの話です。ここだけで読めただけでも価値はあったかな、と言うことで書いてみました。(ちなみに、現在私は、エントロピーは情報量だと思っています)