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xiphioの備忘録


2015年03月07日

_ [ski] 今年もまた、アルプデュエズでスキーです。

まぁ、懲りもせず、今年もまたアルプデュエズにスキーに来ました。数えてみると、2000年に初めてここに来てから、何ともう11回目です。我ながらよく来ているなぁ、と思わざるをえません。画像の説明

昔々、海外のスキー場に行く道で晴れていたりすると、何とか今日中に滑れないものかとそわそわしたり、昔ツアーで来ていた頃、帰り際もう1本滑れますと言って、出発の直前まで滑っていた頃が懐かしい思い出です。今では、ゆっくり9時半頃にゲレンデに出て、昼を過ぎると、もういつあがってシャンパン飲もうかと思う次第です。でも、その間は、全く休まずです。最初は昼食も食べていましたが、夕食がつらくなるとの理由で、数年前から昼は殆ど食べず、連続で滑る事にしています。

初日の7日、とりあえず手前辺りを一通り滑って、とりあえず2時過ぎにあがり、すぐ近くのスーパーでシャンパンとサンドイッチを買って、部屋で音楽聴きながらずっとシャンパン飲んでました。

同じホテルに4、5日滞在する事もあり、何時もネットラジオで聞いているクラッシック音楽の放送"France Musique"が、こちらでは地元のFMラジオで聴けるので、ラジオとアンプ付きのスピーカーを持って行って部屋ではずっと聴いています。

アルプデュエズ滞在中の4日間、天気はいずれも快晴。その前の週は、雨が降ったり、風が強くてリフトが全部止まったりと、結構荒天だったらしいですが、本当にラッキーでした。そしてこの後、帰国に日までずっと晴天でありました。画像の説明画像の説明

夕食時になってワインリストを見て、まぁびっくり。数年前からこういう傾向にはあったのですが、とにかく凄く若いワインしか無い。地域には関係なく、殆どが2011か2012、09とか08すら見当たりません!。10年程前、初めてこのホテルに来た頃は、結構古いワインの在庫も持っていて、そこそこ楽しめたのですが、もう在庫を持たずその年の物はその年に仕入れることにしたみたいです。なにせ10さえ無いのですから、何ともどうしようもありません。仕方が無いので、ニコラ・ロショニョールのプルミエクリュにしました。でも2011です。

料理に関してはだんだん良くなっている気がします。アルプデュエズでは何処に行ってもスペシャル的な美味しい物は期待薄なのですが、まだこのホテルはましかなって思います。

2日目の8日(日曜日)は、ヴァレリーと午後3時に待ち合わせて居ます。まずゴンドラで上がった後、ヴォジャニー方面に向かい一通り滑って1時半頃に帰って来ました。ヴァレリーはこの日はオフでお休み、3時にホテルのカフェで話をして、夕食も一緒に食べることにしました。夕方暗くなるまで、ホテル一階の広い居間で読書。

夜の食事では、ヴァレリーも一緒なので、ローラン・ペリエを開けました。ヴァレリーもあまり飲まない事もあって、2人で結局シャンパン1本も全部開けれませんでした。本当にあまり飲めなくなりました。

3日目の9日(月曜日)は、オーリスの方へ向かいまして、一通りコースを回ります。いずれの日も天気が良いので、滑りやすくとても気持ちが良いです。以前は、無理して上級者コースばっかり選んで行っていましたが、今年は控えることにしました。それに、ずっと晴れなので、整備してあるコース以外はバリバリに凍っていまして、凄く疲れます。この日も2時前に上がって、もう足がぱんぱんに張って痛いので、サウナとジャクジーに少し行っていました。

夕食時、超若いワインばかりであまり気が惹かれませんが、白を見ると、全く例外的にミクルスキの2007のムルソー・シャルムがありましたので、殆ど無条件でこれにしました。画像の説明

4日目の10日(火曜日)、最終日、天気も引き続き凄く良いし、他の方面は大体行ったので、今年初めて頂上ピック・ブランに登りました。毎年行っていた、超難関コース「トンネル」はもうパスです。上の方で暫く滑った後、最長コース「サレン」を、思いっきり休みを挟みながら、ゆっくり降りてきました。これで午後2時前、これにて今年のスキーも終わりました。でも55歳を過ぎると、スキーでまる4日間は結構しんどいです。本当は3日位にしたいところですが、何時も泊まるホテルは、基本1週間単位でしか駄目で、私はリピーターなので5泊でOKなのだそうです。4つ星でかなり高い割には、いい加減なところが多いホテルですが、スタッフも気がいい人ばかりだし、スキーの板も預かってもらっているしで、今のところ他のホテルに移る気はしません。しかし、来年は4泊で可能かどうか、なんとか旅行会社の人に交渉してもらおうと思って居ます。