2015年03月30日
_ [wine] Musigny 1995 (Dom. Jacques Prieur)
気温も少し上がってきて、セラーの温度は15度で定温、室温は20度弱でワインを飲むには最良の時期です。この時を逃さず、90年代のブルゴーニュとしてはとっておきだった、95のプリウールのミュジニーを開けました。
開栓時、ふわっと良い香りがして期待がもてました。グラスに注いでみると、色がかなり薄い、そして色調もかなり進んだ感じ、香りは色調なりだけど悪くはない。まだ95なので、これはかなり意外でした(と言ってもほぼ20年だけど)。
ブラインドで出されると、若く観ても83、85位、普通ならそれ以前のワインと思うでしょう。時折東京の某ワインバーで、70年代や80年代のブルゴーニュ(村名クラスだけど状態は良好)を好んで飲んでいますが、まさにそんな感じのワイン。95のミュジニーとしては違和感が無いではないけど、綺麗に熟成して、香りも素晴らしい美味しいブルゴーニュとして、全く好みのワインでして、実際何の文句もない。この所、一人で1本開けることは無くなったけど、このワインは全部飲んでしまった。