2015年05月15日
_ [computer] RaspberryPi2にWindows10 IoT Core Insider Previewをインストール
暫く前、RaspberryPiにWindows10が提供されると聞いて、興奮した私でしたが、この度"Windows10 IoT Core"なるものの、プレヴュー版がアップされたと聞いて、早速RaspberryPi2を購入し、Windows10のインストールに取りかかってみました。
既にインストールした人のブログとかで、その手順を調べていますと、提供されている"Windows10 IoT Core"って開発環境で、現在7月末の正式リリースに向けてビルドが進んでいるWindows10とは全然違う、って事が分かりました。つまりインストールしただけでは、まだ何も動かないと言うこと、、以前のWindowsRTみたいなのを想像していたので、ちょっとがっかりです。
でもまぁ折角なので、インストールしてみました。肝心の "Windows_IoT_Core_RPI2_BUILD"をダウンロードするまでの手続きがちょっと面倒でしたが、手順を示してくれているページも色々あって、その通りにすればOKでした。
Windows10で新しくなった、"dism"と言うコマンドで"Flush.ffu"の内容をSDカードに書き込むのですが、何度やっても途中で失敗するのです。SDフォーマッタでフォーマットし直したり、SDカードを変えてみたり、USB接続メモリカードリーダー&ライターを変えてみたりしても同じです。43%まで書き込んだ時点で、エラーで停止してしまいます。
プレヴュー版のWindows10をインストールしたパソコンはかなり古いものなので、それが理由かも、と思っていたときに、Windows8.1に新しい"dism"をインストールする方法を、このページ(http://raspi.seesaa.net/article/418554564.html)で発見。早速試した所、新しい"dism"はキチンとインストール出来ましたが、やはりSDカードに書き込み中にエラーで中断していまいます。
何処が悪いのか分からず2日ほど悩みましたが、結局ダウンロードしたファイルが悪いとしか思えない、、と言うことで再度ダウンロードし直してみると、先の物とサイズがほんの少し違います。で、新たにダウンロードしたファイルを展開した"Flush.ffu"を使いますと、何事もなく正常に書き込みが終了しました。
先のファイルは、ダウンロードの時に失敗したものかも知れませんが、zipファイルなので、それだったら展開時にエラーが出そうな物ですが、どうなんでしょう?
兎に角、そのSDカードでラズパイ2を立ち上げますと、見慣れた窓と回転ドットのスタート画面から、OSが立ち上がります。でも予想通り、立ち上がってもそれは開発環境らしく、現時点では何も出来ないんですよね。これって、将来もメーラーが使えたりブラウザが使えたりの、Windowsのルック&フィールには成らないんでしょうか?