2015年11月13日
_ [computer] やっとSkylakeのPC組み立てと、Winodows10 Build 10586
前々より懸案の、Skylakei7-6700K+Z170マザー+Samsung 950PROの新しいPCは、CPUの到着を待って、すぐ組み立てました。外見は、珍しやSGIのO2筐体をケースに流用したマシンになる予定です。そのO2改造の様子や、その改造手順の詳細は別記事にて記載します。使用PCパーツは以下の通りです。
CPU : Intel Skylake i7-6700K
Mother Board : ASRock Z170 Gaming-ITX/ac
SSD : Samsung 950 PRO M.2 NVMe 256G
Memory : CORSAIR DDR4 VENGEANCE LPX 8GB×2 CMK16GX4M2A2666C16R
Outside Case : SGI O2(改造し外装を使用)
Inside Case : MonoboxITX2S(枠組みだけ使用)
CPU Cooler : RAIJINTEK 0R100004 PALLAS
Power Unit : MonoboxITX2S付属 300W SFX電源
内部ケースとして使用したMonoboxITX2Sの制限で、使用可能なCPUクーラーは高さ70cmまでなので、その制限内で一番大きめなRAIJINTEKのPALLASにしました。PALLASは、実物を見ないで通販で買ったのですが、冷却フィンも大きくてなかなか立派なのですが、これですとまずメモリと干渉しないか心配になりました。早速実際に配置してみると、何とかぎりぎりで大丈夫でした。だたしメモリは完全に冷却フィンの下に入ってますので、クーラーを取り付けた後では、メモリの交換が出来ません。メモリは8Gx2にしてあるので、暫く交換する事はないと思いますので、気にしない事にしました。あと、PCIeスロットの上にもかぶってしまっていて、ビデオカードなどの拡張カードが差せません。普通ならこれはダメでしょうが、このケース自体、拡張カードを付ける事が出来ない仕様なので、それもOKです。それらに目をつぶれば、コンパクトでとても綺麗にまとまったロジックボードに仕上がったと、思います。
Win7のライセンスが有ったので、まずはWin7のインストールにかかったのですが、、新しいZ170チップセットの制限、UEFIマザーボードによる制限、などの障壁により、Win7のインストールにはなかなか苦労しましました。ネット上ではnliteを使う結構面倒な手順もありましたけれど、基本的には、マザーボードメーカーのAsRockが提供している、Win7インストールの為のインストールメディア修正プログラムと、Sumsungの950PRO用のドライバで大丈夫でした(でもそこにたどり着くまでが大変でしたが、)。ただし、インストール直後はネットは使えないし、その他も不都合多数。最低限、ネットが使えるようにしてから、すぐさまBuild565のWindows10にアップグレード。更にその直後に、そのBuild565のイメージでクリーンインストールしました。
サムスンからの950 PROのNVMeドライバーをインストールして、ベンチマークをとってみました。まずまず、報道されている位のスピードです。やはり512Gの方が早いのでしょうが、M.2は結構発熱が有るとの噂ですし、今のところは256Gで充分なのでこちらにしておきました。
その後、WindowsUpdateをみると、本日公開のBuild586のアップグレートの案内が、早々と来ていました。素直にその通り、586にアップグレードしました。その後、色々環境を整えるために設定をしようとしたのですが、なぜかNASが見えません。ネットで調べて、いろいろ試してみたのですが、やはりNASが検出されません。新しいBuildのせいでしょうか?。Skylakeのほうは、これで今日は時間切れです。
手元で使用している、BroadwellとHaswellのPCも、WindowsUpdeteをみると、同じくBuild586へのアップグレードが来ていました。これまた素直に応じたのですが、今回のBuild586へのアップグレードは、Win8.1=>Win10へのアップグレードと同じくらいの規模みたいです。Win10 Build586へのアップグレード後は、細かいところの設定が強制的に変えられてしまいましたし(元に戻された?)、一部ドライバーが認識しなくなりまして、入れ直しになりました。使いやすくなるのは良いのですが、強制的にアップグレードされるのは、やはりどうかと思います。備忘録として、勝手に変更されて、気になった箇所は、
[1] 変更してあったキーバインドが、デフォルトに戻っている。
[2] エクスプローラーで非表示にしてあったナビゲーションウインドウが、元に戻っている。
[3] 電源オプションのシャットダウン設定で、高速スタートアップを無効にしてあったのに、有効に戻してある。
[4] ATOKにしてあった入力が、IMEになっている。
今のところは以上くらいですが、また気が付いたところは、追加しておきます。
追記:SkylakeのPCは、翌日、新しいBuild586でクリーンインストールし直して、マザー付属のディスクでドライバを入れてみましたが、どこを設定しても、やはりNASが見えません。これまでのWin10なら、インストールしてワークグループを設定するだけで普通に出てきたのですが、、。そこで試しに、例えば"\\Linkstation-***"とか、NASを参照するショートカットを作ってみましたら、、あらら、普通にアクセス出来ました。詳細理由は不明ですが、取りあえずこれで問題解決です。
追記2:CPUクーラーに採用した、RaijintekのPallasですが、良い製品だとは思いますが、この個体はファンから高い音の異音が少しします。高い音なので、結構気になります。付属のファンは、薄型のPWM制御のファンでして、交換できるファンは普通には売っていません。仕方ないので、サポートに連絡して、交換してもらう様、送り返しました。ファンが戻ってくるまで、この新しいPCもお休みです。それと、MonoboxITX2S付属のSFX電源が(安物だからでしょうけど)、とてもうるさいです。交換を考えていますが、静かで良さそうなSFX電源は結構高いし、思案しています。