2015年11月28日
_ [wine] Beaujolais Villages Nouveau 2010 (Tresch)
今年もボジョレ・ヌーボーの時期が、、もう過ぎましたね。昔は少し馬鹿にしていた時もありましたが、2009年11月に8年間セラーで寝ていた2001年のヌーボーを飲んで感激、即、宗旨変えしました。追認証も既に数度、この時期には、手持ちの数年経ったヌーボーを飲むのを楽しみにしています。
今年は、2010です。2004から2009まではヌーボーを殆ど買っていなかったので、在庫が有りません。この2010も有名な作り手のものでは無くて、地元の酒屋さんが独自に輸入した物で、ヌーボーとしても安価な物です。(ラベルからも、そんな感じですよね)
でも、開けて飲んでみると、ヌーボーならではのチャーミングなフレッシュ感を保ちつつ、かつ年を経て熟成した複雑さも少し持ち合わせた、素直に美味しいワインです。良いですねぇ。開ける前、まだ5年なので少し若いかも、と思いましたが、やはりその通りで、もう少し置いてあっても良かったかも、です。
今まで飲んだ所では、概ね6年から8年くらいセラーで寝てたのが、良さそうです。さすがに10年以上だと、少し下り坂な感じです(作り手にも依るでしょうが)。ただ、これらの古いヌーボーがとても素敵だと言う事は、私の知り合いに話しても、皆さん懐疑的で、あまり共感は得られないのですが、、(どうしてだろうか?)。
2011も1本、2012辺りから数本ずつ在庫していますので、2、3年先からは、年に複数本飲めそうです。ただ、この頃から、この様な何処でも売っているのでは無く、著名なビオの作り手とか、ラピエールやパカレのヌーボーを予約して買っています。そういったワインが、同じように8年ほど、私の好みに熟成するかは、まだ未体験ですが、、