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xiphioの備忘録


2015年12月09日

_ [wine] Ch. Montrose 1985

極上の阿波牛のヒレ肉を焼いて食べるので、ワインを出してきました。今日はボルドーにしようと思って居たのですが、いつもと違って、次の絞り込みをヴィンテージにしてみました(普通は、右岸か左岸か、などとエリアを決めてから、銘柄にしますが)。画像の説明

この間82を開けたので、最近あまり飲んだ記憶が無い84から87の間で探します(88以降のボルドーは若いと言う印象で、まだ開ける気になりません)。実のところ、84と87は在庫が全くない為、事実上85か86になります。在庫カードを見ていると、この85のモンローズが目にとまりました。おお、モンローズ、、久しくと言うか、少なくても10年や15年以上、もしかしたら20年以上飲んだ事が無いワインなので、今日はこのワインにしました。

セラーの温度が15度以下になっていますので、温度を少し上げる意図も有って、久しぶりにデカンタしてみました。暫くして飲んでみましたが、とても素晴らしい!。熟成しかかった、丁度飲み頃のボルドーワインで、まだ力強さも持ちながら、複雑さフィネスがあり、本当に見事なボルドーの(いやテイストの特徴からまさしくサンテステフの)精華の様なワインです。あまり飲んでいませんが、もしかしたらそこらの85ボルドー1級より良いんじゃないでしょうか?。

このワインは、ずいぶん以前の入庫で、1992年の3月に地元の酒屋で買っています(ちなみに、7800円です)。それから3年位は、温度管理の無い倉の中で過ごして居たはずですが、全く傷もないですし、特に熟成が早いと言う事も無いようです。とにかく、とても見事な、サンテステフのワインでした。