2015年12月25日
_ [wine] TENUTA di TRIONORO 1999
初期のワイナートで、田中さんが絶賛して有名になったテヌータ・ディ・トリノーロの1999です。久しぶりに飲みましたが、やっぱり美味しいです。(今回も、飲みながら書いている、ライブ評論です)
ワイナートの記事が出てから、日本では結構有名になりまして、その頃このワインを結構飲みました。その当時でも、堅い印象は全く無くて、若いけれど綺麗な酸と熟した果実の香りやテイストで、素直にとても美味しかったですね(まぁ類例も無かったですが)。
価格も結構高かったし、追いかけるようなワインとは思わなかったのか、テヌータ・ディ・トリノーロはこの99と2000を買っただけで、それ以降は買っていません。ちなみにこのワインは2003年2月の入庫です。
とにかく、まず香りに惹かれます。最初に浮かぶ印象は、熟した(熟し過ぎた)フルーツの香りの様、でもそれは、CAの濃い系のワインを置いて於いた様なストレートなものでは無くて、あくまでそれを連想させる、複雑さを持っています。このワインは終始その香りがリードします。香りの、この感じって、今まで飲んだ中で何に近いかって考えていたら、昔飲んだル・パンに近いかも、と思うに至りました。(個人的印象なので、合っているかどうかは、とりあえず別問題にしましょう)