2016年01月05日
_ [wine] Barolo 1995 (Giacono Conterno)
ジャコモ・コンテルノのバローロ95です。実は、ジャコモのワインは飲んだことがなく、本日初めてです。有名だった(でも殆ど見かけない)ので、少しは買っていますが、バローロは熟成に時間がかかる、との認識で、飲んでいませんでした。
最近は良くCellarTrackerで各ワインの評判を見ていますが、試しに見てみると、直接の記述はないものの、その前後からしてもう飲み頃みたいなので、初めて明けてみました。
私は古いバローロがとても好きで、たまに60年代とかのを見かけると、必ず買っていますから、95なんてまだまだとても若いイメージですが、数えてみるともう20年になるんですね。
グラスにつぐと、フレッシュな色は既に退いていて、結構熟成している感じです。テイストも色調なりですが、でも、美味しい。ジャコモってバリバリの伝統派と言うイメージですが、ワインに荒々しいところは全くなく、むしろとても綺麗な感じすらします。やはり新しい作り手の様な厚みはありませんが、ネッビオーロらしいテイストの複雑さと構成を持っているように思います。やっぱし、これが「バローロ」なんでしょう。
飲み始めの頃、既に充分熟成して飲み頃と思いましたが、最後の1杯をあけてみて、まだあと10年くらいは少しずつ熟成しそうに思いました。これもやはり「バローロ」なんでしょう。