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xiphioの備忘録


2016年01月18日

_ [wine] Beaune Clos Saint Desire 2001 (Maison Leroy)

ネゴシアン物ルロアの白ワイン、ボーヌの2001です。「ドメーヌ物しか興味なし」とか思っていたのですが、もはやドメーヌ物は入手不可能(価格的な面も含め)、そんな事は言ってられないです。画像の説明

買ったのはエノテカから、つい先日、昨年暮れの事です。ボーヌと言う事で赤だと思い込んでしましたし、ワインが届いた後で確認しても、エノテカの販売のページには、ちゃんと「赤ワイン」と書いてありました。でも届いたワインは白ワインでした。文句つけようかと一瞬思いましたが、面倒なので止めました。

3本も買ったので、1本、今日開けてみました。コルクから見て、やはりルロアの物ではなく、何処かのドメーヌで作られた物の様です。色は結構濃くなっていまして、最初のテイストでは、やはり少し飲み頃を過ぎかけた白ワインかな、と思っていましたが、そのうち揮発性の香りが失せ、時間が経つほどに力とストラクチャーが増し、熟成のピークを迎えた素晴らしい白ワインと思うに至りました。

2001なので、15年程なのですが、テロワールのせいか、完全に熟成しています。ブラインドなら、25年以上経った特級ブルゴーニュ(例えば良い作り手によるコルトン・シャルルマーニュあたり)と思う事でしょう。流石にルロアのマダムが選んだワインです。長らくワインを飲んでいますが、本当に、マダムの選別の的確さは見事な物です。ただ、ほぼ一万円しますので、そこはもう「価格なり」とも言えます。