2016年02月13日
_ [wine] Musigny cuvee Vieilles Vignes 1988 (Dom. Comte Georges de Vogue)
ヴォギュエのミュジニー、86以降はそこそこ飲んでいるのですが、88はまだ1度しか飲んだ事が無いようだったので(前回は2009年)、今日久しぶりに開けてみました。
90や93みたいに、ぐるぐるきつく糸が丸まっている様な、良くわからないワインだったらどうしようと思っていたのですが、その点は心配無かったようです。
もう少しで30年となるヴィンテージなのですが、色もまだしっかりしているし、実際のテイストでも飲み頃が過ぎたようには思われません。むしろ飲み頃にかかった感じで、ワインの印象は一言で言うと「とても優美」です。古酒の雰囲気はありませんね。
開栓後少し経って温度も上がると(15分後)、すごく薫り高くて素敵、そしてやはりとても優美、、まさにミュジニーの名を背負っているような感じです。そしてその後ストラクチャーも出てきました。アフターも長くなって、十全。とても美味しいので、もう半分飲んでしまいました。
1時間弱ほどして、温度も18度まで上がった今、香りが更に魅力的でとても素晴らしいです。
後で、昔飲んだ時(2009年)の記述を見てみましたが、何か、同じ様な事、書いていますね。前回と今回のは同じ購入ロットであると言う事も有るのでしょうが、7年ほど経っても、人間同じような事を書くんだなぁ、ってちょっと感じ入りました。進化していないとも言えますが。(いや、退化していない、の方が良いですね)