2017年06月02日
_ [wine] Richebourg 1982 (DRC)
特に何の記念と言う訳では無いのですが、今宵はDRCのリッシュブール1982を開けてみました。
たまたまリストカードを手に取った事と、DRC82リッシュは別ルートでもう1本有る事に拠りますし、まぁそろそろ飲んでも良いのでは、と思う事もあります。
ボトルを手にとってみると、結構アリッジが有りましたので、これは今飲むのがよろし、と追認しました。82と言うと、ボルドーなんかですと、まだまだと言うところなのですが、このリッシュのコルクは上半分が黒く萎縮していますね。下半分は結構しっかりしていたのが幸いです。
液面も結構下がっていましたので、少し心配しましたが、ファーストテイストでは、痛んでいる所は無く、これと言った問題は有りません。飲み頃は既に迎えていますが、ストラクチャーはかなりしっかりしています。
そういう所は、82でも流石にDRCと言うところです。私、思うに、概ね70年代に入って暫くしてから80年代最後の方までは、一般的にブルゴーニュは弱いです。このDRCも経路の差によるものだと思われる所が大ではありますが、ワイン本来の魅力(チャーミングさ)や、豊かさというものに欠けます。いやいや、DRCにそういう事を言ってはいけません、概ね大変素晴らしワインなのですが、ただそういう物が少し不足しています。このワインはUS経由で買っているので、それら経歴の状態が恐らく問題なんでしょうね。
いつもの様に一人で飲んでいますが、最後は、あまり面白くなくなって、グラス2杯分くらい流してしまいました。