2018年03月25日
_ [wine] Taylor's vintage port 1966
自宅で開ける久々のポルト。複数本のロットで買って、開けるたびに感銘を受けているテイラー66のハーフを、数年ぶりに開けてみる。
やはり素晴らしい!。もっと古かったり良かったりするヴィンテージポルトを飲んだこともあるけれど、レギュラーボトルで状態が良すぎたりすると、意外と若すぎてここまで感激しなかったりする。
これはハーフ、おまけにUS経由のワインで、それ故か、充分熟成した最良なポルトの良さがここに有るように思もう。
アルコール分が高いので、単にそれだけで柄として大きく広い。普通のポルトだとそれだけなのだけど、熟成したこのクラスのヴィンテージポルトだと、その広がった傘に深いテイストと複雑な香りの翼が覆う。
7時くらいに飲むので、5時過ぎに開栓してデカンタした。久しぶりに、ポルト用のデカンティング・ファネルを使った。あまり使わない用具だけど、やはり必要。セラーに入れてから、20年以上動かして居ないので、主だった澱は大きく固まっていて、デンカタ中も細かい澱は殆ど出てこない。
デゥミと言うことも有り、このポルトに関しては、あまり早めに開栓する必要は無かった様に思う。