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xiphioの備忘録


2019年03月13日

_ [Traveler's diary] ロワール地域ワイン畑巡り、4日目:リュリィ、クインシー、メネトー=サロンからサンセールへ

朝、まず昨晩飲んだロモランタンと言うここらでしか作られていない品種のワインの作り手、クール・シュヴェルニーのドメーヌ・デ・ウア(Domaine des Huards)を訪問してみました。画像の説明

ドメーヌ前の畑はソービニョン・ブランらしいですが、その先にロモランタンの畑があるとの事で、見てきました。

その後オルレアン方面には向かわず、ロワール河から離れてACリュリィやACクインシー方面へ向かいました。流石にリュリィやクインシーの辺りになると、畑がずっと広がっている訳では無くて、どちらかというとぶどう畑を探してまわる、と言う感じになります。

そして更に東に進み、次はACメネトー=サロンへ入りました。ここで昼食です。

レストランはメネトー=サロンの街中心のレストランです。ここもなかなか感じの良いレストランでした。ワインは当然ACメネトー=サロンの白ワインです。今回のロワール地方のレストランですが、どこのレストランに行っても非常に感じが良いです。中華でさえ、味はともかく他のお客さんも含めて、とても感じが良く親切です。

さて、午後はここからいよいよサンセール方面へ向かいます。画像の説明

サンセールの近隣になると、一面ぶどう畑になってきました。緩やかに起伏のある大地に、葡萄畑が一面に広がっていまして、綺麗です。やはり名だたるワイン産地の事は有ります。

サンセールの街は、丸い1つの小高い丘になっていて、上の方に街になっていて、中域から下の方に畑が広がっています。その街に入る前に、少し手前の、ビュエ(Bue)の街に向かいます。この町の付近は、良い畑と、また優秀な作り手が集まっているそうです。

ビュエの街中をゆっくり通り、山の方に向かい、一面葡萄畑の斜面を上の方まで登りました。ほぼ山の頂上のから見ると、南に向いたちょっとすり鉢状になっていて、これは流石に素晴らしいです。風が強く、雨も降ったり止んだりの天候でしたが、薄いコートで外に出て見事なロケーション暫し楽しみました。

その後、ビュエ辺りから少し北上、シャビニョル(Chavignol)の付近まで行きました。やはり起伏に富んだ地形です。地図によると、サンセールのエリアは北の方にまだまだ続くのですが、この辺りで引き返しました。

本当は、この日の内にプイイ・フュメの畑も見ておくつもりだったけど、当日は少々疲れてきていたので、プイイ・フュメは明日に回して、午後3時過ぎにサンセール街中のホテルに入りました。

本当はその後の空いた時間にサンセールの街も見ておくべきだったのだろうけど、なんだか疲れ気味で、結局ホテルで休んでいて、街の見学に出る気にならなかったのは、今思えば残念でした。画像の説明

夕食は、近場のサンセールの街中にも当然レストランは色々有るらしいですが、良さそうな所は閉まっていた事も有って、昼間も行ったシャビニョルの街まで出かけて、ここのレストラン"Au p'tit Gouter"へ行きました。

田舎町のレストランですが、やはり感じの良い店です。ここで、ヴァンサン・ピナールのサンセールを飲みました。さすがに美味しかったです。