2019年04月19日
_ [music] バッハ:マタイ受難曲(鈴木雅明、バッハ・コレギウム・ジャパン)
今年の復活祭の前の聖金曜日が、本日(4月19日)と言うこともあり、東京滞在を1日延ばして、BCJのマタイをまた聴きに行きました。
何度も行われている演奏会でもありますし(私も2度目)、詳細は不要でしょうが、鈴木雅明入魂の演奏で、とても良かったです。
エヴァンゲリストをはじめとする、各ソリスト陣が本当に素晴らしいです。
ただ、その中、どうしても落ち着かないのが、アルトを何人ものカウンターテナーが歌っている事です。時折聞くソプラノとまがう様なカウンターテナーは、気持ち悪くなくてとても素敵なのですが、どうもこの日の歌声は、アルトで声が低いせいだと思うのですが、私には、オネエ声風で、少し気持ちが悪くて、アリアを楽しむ事が出来ませんでした。
この様に、女声を使わない演奏も多い様なので、ここに関しては単なる私の好みという事だと思います。
でも、そんな事を忘れさせてしまう、集中力のある演奏、音楽の力強さ。久々の感動で帰ってからも余韻が続いていたので、21日にまた、自宅でマタイを聴きました。(今度は、リヒターDVD盤)
大昔、東京に居た頃、入っていた合唱団でマタイを歌った事(指揮は、秋山先生でした)を久々に思い出しました。