2020年07月29日
_ [computer] 東芝のヘリウム充填12T HDD、Synology DS220+
QNAPで運用しているNASの容量がかなり逼迫してきましたので、暫く前から、より大容量のHDDに変更を考えていました。
で、ふとHDDの価格を見ていますと、WDのNAS用のREDシリーズが何だかとても安くなっているでは有りませんか。HDDは消耗品と言う事も有り、私は、とにかく安い方が良い、と思っている所がありまして、今までNASに使うにしても、とにかく一番安いシリーズを使ってきました。当然WDのREDシリーズなんて、私には高嶺の花でしたが、この所WDの8Tが2万円以下です。
現行が6T(6Tx2 RAID1)なので、本当なら8Tでも充分なんでしょうが、そこは将来に心配が残りますので、もう一度見ますと、少しの価格アップで同じWDの10Tが買えます。これにしようかな、と思っているときに、その後の東芝の12Tに気がつきました。
東芝MN07ACA12Tですが、NAS用のヘリウム充填(!)のHDDです。ヘリウム充填HDDなんて、全くの高嶺の高級花でしたが、それが3万円少々で買える様になりました(それでも高いですが)。当初は2万以下のHDDにするつもりでしたが、見ているとだんだん値が上がって、3万円少々のになってしまいました。おまけにRAIDなので2倍です。
そんな時期に、Synologyから新しいNASケース、DS220+が出ました。NASとしては、MicroServerの様な機種を使いFreeNASで仕立てるのが一番好みですが、割と頻繁にアクセスするメインのNASと違い、主にデータストレージとしてのNASの場合、使わない時は適当に休んでくれる専用メーカー製のハードが良いのでは、と思っています。実績があって評判も良いのはQNAPとSynologyなのですが、両方とも使っている私としては、Synologyの方が好みです。現在QNAPなので、この機会にNASケースも交換する事にしました。
少しの間、双方の価格をチェックしていましたが、今後暫く変動は期待できそうも無いので、東芝のヘリウム充填12TのHDD2台と、Synology DS220+を発注しまして、昨日届きました。バックアップ用途も考えて、HDDは3台注文する事もあるのですが、今回はさすがに必要な分だけです。6Tでバックアップできなくなったら、その時に考える事にしました。
早速DS220+にHDDを組み込んでセットアップしましたが、問題無く完了。HDDもNASケースもとても静かです。
唯一の問題は、コンソールターミナルを作る、synocommunityのGateOneがインストール出来ない事。(理由は予想できましたが)調べたところ、"+"の機種ではGateOneは動かないらしいです。CPUも変わっていますから、仕方ないところです。ソースからインストールすれば良さそうですが、そこまで必須と言うわけでは無いので止めておきました。他に同様なパッケージが無いか探しましたが、どうも見つかりませんでした。