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xiphioの備忘録


2020年07月18日

_ [audio] GUSTARD U16 DDコンバータを導入してみました。

先日導入したSagraDACですが、10MHzの外部マスタークロック入力が無いのが少しだけ残念です。NT-505では、自作ルビジウムクロック入力でずいぶん変わった印象がありましたから。(ただ実際のところ、外部クロックが使える機種はとても少ないですが)画像の説明

以前からあちらこちらで紹介されているMUTECのMC-3+USBも少し考えたのですが、結局DACへはCOAX接続なので、その為レンジに上限がありますし、それに高価です。DSDもネイティブでは無理ですし、そろそろ時代遅れに思えます。

それと他方、SagraDACにはHDMI端子にてI2Sの入力が有り、実はUSBよりもI2S入力の方が良いという話でもあります。

それらを考えて、I2S出力が可能なDDコンバータで、10Mのマスタークロック入力を受け付ける機種があれば良いな、と探してみたら、、中華製品ですが有りました。このGUSTARD U16が3万円少々、それとSingxer SU-2が5万円少しです。仕様はほぼ同じです。

この手の機種にしては結構安いのですが、双方とも作りもしっかりしている様でしたし、評価もなかなか良いですね。ここは安い方のGUSTARD U16を注文しまして、約1週間、昨日届いたので、本日早速セットアップしてみました。

データの接続は、PCからUSBでGUSTARD U16に、そこからI2S出力をHDMIでSagraDACにつなぎます。ルビジウムクロックは、あらかじめ買ってあった50ΩのBNC二股コネクタで分配して、GUSTARD U16とNT-505の双方に送ります。

Fedexで届いたGUSTARD U16ですが、電源ケーブルの他、質の良さそうなUSBケーブルも付属していました。マニュアルやドライバーなどは付いてこないだろうと思い、あらかじめネットで探して集めてあったのですが、マニュアルとドライバーの入ったミニCDと、保証書としてのカードが入っていまして、少し見直しました。

ただ、マニュアルは古いヴァージョンのままの様で、I2S出力のHDMIピンアサインを変更できる操作などについては記載されていません。買ったAmazonのQ&Aにその説明が有ったのは、とても助かりました。(調べてアサインが違っていれば、ケーブルを自作するつもりでしたので。)また、そのマニュアルに記載されてあるHPのアドレスは、どうやら既に無効の様で、新しいドライバーやファームウエアなどは、現在販売しているshenzhenaudioと言う所が配布しています。このGUSTARDと言う所、AK-4499のDACなど興味を引く製品を結構出していますが、キチンとしたHPも無いし、どんな会社なんでしょうか?。やはり中国は良く分かりません。

USBドライバーは該当のが2つ有ったのですが、作成日付の新しい"Gustard_UsbAudio_v4.82.0_2020-04-17_setup.exe"の方を選んでみましたが、こちらでも問題ないようです。

表示されるHDMIピンアサインは、"gsd","lrck","psa","lks","holo"と変わりますが、SagraDACのHDMIピンアサインはPS Audio準拠とありますので、多分"psa"でしょうから、これをセレクト。クロックを外部入力に設定してPCからfoobar2000で無事再生できました。動作は問題ないようです。

付属CDに含まれているfoobar2000とそのコンポーネントは、DSDの為のfoo_input_sacdにASIOProxyを使うかなり古いヴァージョンで、もう2世代くらい前のものと言って良いです。私は、他にソフトを組み込む必要の無い、foo_input_sacd0_9_6を主に使っていますので、今回もそちらをインストールしました。最初DSDへのモードの切り替えの時に一瞬遅れるみたいで、演奏はじめの頭が一瞬途切れますが、DSDもおおむね問題なく再生出来るようです。ただ、短い印象ですが、SagraDACはやはりDSDの再生は、少し落ちる気がします。DSDはNT-505で再生した方が良いようです。

マスタークロックを入れたDDコンバータでI2S接続したインプレッションですが、少し良いかなぁ、と言う位です(30分位しかまだ聴いていませんが)。カスタマー評価の様に、驚くような違いは感じません。まぁ、元々のDACが優秀なので、そうそう大きな違いが出ないのは当然と言えば当然でしょう。ただ、間違いなく悪くはなっていませんので、、問題なく音も出ましたし、とりあえず一安心です。

すぐ故障したという報告もありますが、製品の作りには昔の様ないい加減な所は無く、割とキチンとしている様に思えますし、この様な製品が3.3万円と言うのは正直驚きです。しいて言えば、一つ気になるのがクロック入力の設定を覚えてくれない事で、電源を入れるごとに外部入力に設定しなければなりません。画像の説明

追記: SagraDACにはXLRのAES/EBU入力端子が有りますので、今までSTUDER A730のXLRのデジタル出力を受けていたRosetta200をラックから外して、SagraDACに接続しました。久しぶりにCDをかけてみましたが、問題無く再生できています。

父親から、音飛びがするが既に修理出来ない、と言う事でもらったA730ですが、ピック周りを丁寧に掃除したら何とか再生する様になりまして、それからもう数年、まだ大丈夫みたいです。A730もピックアップの寿命が尽きれば、同じ物には換える事はもう出来ない様なので(新しい類似品には交換出来るみたいだけど、それはもう別物ですね)、何時まで使えるでしょうか?

2つのDACの使い分けですが、結局、PCMはSagraDACで、DSDはNT-505で再生する事にしました。その度ごとに入力を変えに行くのが面倒なので、プリアンプを今まで冬期用としていたALEPH-Pに変更しました。ALEPH-Pは、入力をリモコンで変更出来るので便利です。

このALEPH-Pは、熱くなるMusicalFidelityのアンプと組んで、寒い時期専用としていましたが、温暖化で寒い時期などそうそう無く、夏用としていたUrei 6300に全く不満が無いので、この所季節関係なくずっとこちらになっていて暫く使っていませんでした。良いプリなので使いたいと思っていましたが、結線を変えるのが面倒なので、今までそのままでしたが、これは良い機会でした。

RCAの出力規格では、NT-505は2V、SagraDACは1.4Vと少し違いますので、NT-505の出力を可変にして少し落して、概ね同じにしました。出力固定の方が音が良いと言われますが、私などにはそれ程の差は判りません。