トップ «前の日記(2022年07月09日) 最新 次の日記(2022年07月23日)» 編集

xiphioの備忘録


2022年07月22日

_ [music] Monteverdi

車(トラックです、マツダのボンゴ)の運転中は、ラジオなんかは止めて、USBでBOX物など纏まった音源を聞き続けると言う、「車中、USBボックス音楽試聴」をずっと続けています。最初はバッハのカンタータ全集だったのですが、その後も色々な纏まった、所謂全集物をUSBに入れて、ずっと聴いています。

何せ、高校生の子供の送り迎えの任がありまして、単純な行き帰りだけで30分以上かかる駅なので、朝夕の2往復と帰りの待合わせなどを入れますと、1時間半近く車中に居る事になります。なので、その送り迎えの用件だけで、単純にCD2枚分弱を、1日で聴いてしまうわけです。

CD棚を見ると、こういうBOX物って結構買っています。でも、いままで、殆ど聴いていないですね。なので当分音源には困らないのですが、以前バッハを聴いたので、久しぶりにモンテヴェルディを聴こうかと、BOX物は無いのですが、CDは色々買っているので(あまり聴いていないと思う)、音源を並べてUSBに入れて聴き始めました。

20歳位の頃、古楽にはまり始めたのは、中世ルネサンス期のイギリスの歌集と、あとふと手に取り買った、モンテヴェルディの「6声のマニフィカト」のLPでした。どちらのLPにも、その音楽に強く心打たれ、以来、中世・ルネサンス期の古楽と、モンテヴェルディを良く聴く様になりました。モンテヴェルディに関しては、当時は「マドリガル全集」は出ていなくて、マドリガルも「倫理的・宗教的な森」も選集しか無かったのですが、色々買って聴いていたと思います。

そんなわけで、若い頃は、古楽と言えば、中世ルネサンスからモンテヴェルディのファンを自認していました。

しかし最近は、古楽と言えばこの所ずっとバッハばかりで(まぁ、死ぬまでバッハだけでも問題無い気もしていましたが)、久しぶりにモンテヴェルディでもと言う事で、USBを作り聴き始めましたが、、やはり素晴らしい!。曲目がVesproに入ったところでは、思わず涙が出て来ました。