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xiphioの備忘録


2022年07月23日

_ [audio] Micro SX-8000 再登板の準備

この所ずっと、オーディオ界隈ではアナログディスクのブームが続いているみたいです。私自身は、そのブームが始まる少し前の位の時期に、LPの再生がマイブームになりまして、その時期にオークションでアナログプレーヤーやカートリッジを結構な数、落札しました。画像の説明

確か、まずはパイオニアの普及機種のプレーヤーから始まって、テクニクスSP10MkIIや、LUXのプレーヤーを2、3機種、そしてマイクロのプレーヤーを幾つか、次々と落札していまいました。マイクロで最初の頃に落札したのは、砲金製の重いターンテーブルの機種でした。砲金のくすみを磨いて取ろうとして、時間をかけて一生懸命磨いたのだけど、結局諦めた少し苦い記憶もあります。

色々落札してたプレーヤーですが、殆どが実際に使用する事も無く、次第に高級品になっていくわけで、最後に買ったのがSX-8000でした。ベースユニットを入れてあった段ボールにまだ張ってあった、送り状(計6個口です!)の日付を改めて見ますと、平成15年1月になっています。西暦ですと2003年なので、もうおよそ20年前の事ですね。現在の様な、アナログブームになる前ですので、LP再生関連の落札価格は比較的安かった記憶がありまして、かなり安く落札したように思います。届いて、一時は頑張って自宅居間にセットアップして、アームを2本、3本つけて、スタックスの珍しいカートリッジなんかも使えるようにしていました。

ただ居間だったので、場所をとると言う事で、1年程で解体して蔵へ、LPプレーヤーは、やはり安価に落札したBL-999を設置して、現在に至ります。その後まもなくLP再生のマイ・ブームは終わりましたが、反して巷ではアナログブームがじわじわ盛り上がってきて、意外と継続し、何と今やオーディオマニアの主流とも言える現在ですよね。残念ながら、元来面倒くさがりの私のアナログ・マイブームは既に終わっていて再発せず、実のところBL-999も最近はほとんど使っていません。

昨年、古くなった蔵を建て替える事になり、中に入れてあった物を全部出したので、これを機にそれまで買ったオーディオ機器もかなり処分する事にしました。将来とももう使用することはないだろうと思える機器などを、先日オーディオ買い取り業者にまとめて引き取ってもらいました。昔買ったプレーヤーも一緒に結構売りましたが、幾つかのプレーヤー、LUXに整備してもらった機器(当時は、まだメーカーで整備してもらえた)などは、建て替えた蔵になんとか再収納しました。でも重くてどうしようもないSX-8000は、ステンレス製ターンテーブル、ターンテーブルベース、モーター、ポンプ、それにオプションだったプレーヤーベース、の5つものパーツが有り、何とか運び出したものの戻すのさえ大変で、そのうち離れの方で再セットアップするつもりで、昨年から倉庫入口付近においたままでした。

元々、そちらの部屋が出来て、オーディオ機材のためのワイヤーラックを組む時に、下から2段目の棚はLPプレーヤーSX-8000の為に、と言うことで空けてあったのですが、わざわざ出してくるのは大変!、何せ一人で持つには重すぎるし(昔は、一人でセットアップして、また片づけたのだけど)、最近殆どDACしか聴かないしで、長らくそのままでありました。それからもう5年程経つのですが、やっと当初の予定を目指すと言うことになりました。蔵の建て替えと言う半強制的な理由で運び出さなければ、ずっとそのままだったでしょう。

しばらく仮置きしていた倉庫では、邪魔にもなるので何時までもこのまま置いておく訳にはいかず、やっと昨日、人に手伝ってもらって部屋まで運び込みました。休みだった本日、朝から中身を出して確認です。ずっと置いてあった古い蔵は、ネズミなどの巣になっていまして、ゴミや埃がつもる状況で、軽く段ボールに入れてあったとはいえ、かなり汚れてしまっています。取り出して、綺麗にしながら、まずラック手前にセットアップしてゆきます。

落札したこのSX-8000のセットは、専用のプレーヤーベースBA-50が付いてきていました(これがまたとても重いのです)。購入後の最初のセットアップでは、場所の関係で(重いのが大変だったから、と言うのもある)使用しませんでしたので、これは今回初めて日の目を見るわけです。ただ状態を見たところ、インシュレータに空気圧を伝えるパイプが硬化してもうボロボロです。新たにパイプを用意して整備出来ない事も無いでしょうが、とりあえずは、エアーインシュレータ無しでも良いかな、と思っています。(これでは、オーディオマニアじゃあ無いですけど)

とりあえず、5つのパーツ全てを埃だらけの段ボールからだして、綺麗に拭いてから、組み立ててみました。このプレーヤーはエアー浮上式なので、ポンプにホースをつないで作動させましたが、少しは浮上しているみたいですが、動きが結構渋いです。やはりポンプの修理は必要な様です。

午前中、この重いプレーヤーを上げたり下ろしたりしていましたら、腰回りの筋肉かどこか痛めたらしく、腰を伸ばすのが痛くなってしまいまして、午後からは何も出来ませんでした。年取ると仕方ないですかねぇ。ホント、以前はこの重いのを一人で狭いところにセットアップしたのですが、、

この後は、まずポンプは直してもらわないと駄目ですし、後、アームベースとアームも用意しなければ、です。

_ [audio] 「レフレクター」椅子

少し前のMJ誌に、「反射型人工耳介・レフレクター」と言う記事が有りました。今月号(8月号)にも、その改良の記事が載っています。要するに、高齢化で高域の聞こえが悪くなったのを補うために、耳の後ろに大きめの音反射用の耳介を取り付ける、と言う内容です。私は、昔から合唱をやっている時、歌っている自分の声を聴く為に、手を耳の前や横にやっていました。こうすると、とても明瞭に聞こえるのです。画像の説明

さすがにMJ誌の記事なので、色々実験されて、各測定もきちんとしていまして、こういう反射板を備えると、高域の減衰を補えるらしいです。これを読んで、はっと気がつきました。何かと言うと、椅子を今の物に変えたら、何か、良くなった気がするからです。

この椅子は、ずいぶん前にオークションでたまたま見つけた中古の椅子で、イタリア製の何だかすごく珍しそうだった物なので、入札したら落札してしまった物です。形状から、事務に使うのは無理っぽいしで、使い道が無く、長らく倉庫に放り込んでありました。

1年ほど前、また別の椅子が来たり(使わないのに、安いからと言うだけで落札してしまった)した事もあり、電子工作とリスニング用の椅子を兼用していたのをやめて、音楽リスニング用の椅子として使うことにしたのです。背もたれ、頭の後ろの形状は気になったのですが、「まぁ大丈夫だろ、響いて変に聞こえるようだったらまた交換するわ」、と軽い気持ちでした。

カバーは掛けてあったのですが、数年倉庫においてあったので、あちらこちらにカビが生えて、使う前に掃除が大変でした。で、使ってみると、何だか、良いので、リスニング位置にはこの椅子を置いて、この所ずっと使っています。さすがにイタリア製、作りもなかなか良いですし。

今回の記事を見て、実は、この椅子の背もたれの形状が「レフレクター」になっている事が理解できました。それで、高域が持ち上がり、音が明瞭に聞こえるようになったのでしょう。

音にも好みがありまして、私は昔から、高域を強調気味な方が「いい音」って思ってしまいます。昔、オープンリールを整備してもらって、返って来たのを試聴した時、はじめの一時間ぐらい、未調整でテープスピードが早くてピッチが上がって、ハイ上がりになっていたのに気がつかず、「何だぁすげーいい音だなぁ」と思った事があります。その内さすがにかなりピッチが上がっている事に気がついて、返送してテープスピードを調整してもらいましたが、、。思い返せは、父親は(昔の人なので)極端な所謂ドンシャリと低音が好きで、昔からラウドネスは入れっぱなしでした(最近のには付いていませんが)。

MJの記事では、シリコンで型を作ったり、不要なヘッドフォンのバンドを利用したりと、結構大変そうです。それでいて、あんな不格好なミッキーマウスヘッドセットを、自分の耳の後ろに装着する気にもなりませんが、この椅子の様に、単に椅子のヘッドレストの後ろに反射板をつければそれで良いのでは、、なんて思います。