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xiphioの備忘録


2024年03月21日

_ [ski] 久しぶりにニセコでスキー

最後にスキーに行ったのは2015年のアルプデュエズ、もしかしたら、もうスキーに行くこともないかも、と思わないではない65歳過ぎの私ですが、、画像の説明

「子供(大学1年生)をスキーにでも連れて行ったら?」と言われ、しばし躊躇の後、ツアーの予約を取りました。

さすがにもう長時間のスキーバスなんて乗りたくないので、飛行機を乗り継いで北海道です。今まで幾つか行った中で、やはりニセコが一番だったので、昨今のニセコの噂は色々聞いてはいるものの、ゲレンデ自体は変わらないだろう、という事で。

ホテルの選択は、とにかくゲレンデに近いのが最優先なので、前回も泊まって、ホテルのすぐ前がゴンドラ乗り場なのが気に入った、ニセコヒルトンにしました。従ってニセコ・ヴィレッジです。

ツアーコースは、20日の祝日をまたぎ2泊3日で滑走日がたった1日という、北海道まで行く割にはとても効率の悪いものですが、今回は仕方なし、と言うところです。

全くの初心者の息子は、親の指導なんて嫌がるのは間違いないので、事前にプライベートガイドのスキースクールを予約しましたが、昼を挟んで4時間のプランで、何と6万円です!。前々から、ニセコではラーメン3千円という話も聞いていましたが、このスクール代には全く驚きです。午後からはグループレッスンも考えましたが、概ね外人ガイドの英語でのスクールになるようで、英語の勉強になるかも、と試しに薦めてみましたが駄目だと言うので諦めました。
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前日、しまい込んだスキー用品を10年ぶりに出してきました。見たところ、危惧していた様な不都合も無く、ウエアもグローブそのまま、ブーツも使えそうでした。板はアルプデュエズのホテルに置いたままなので、レンタルです。尤も、きょうび、板まで抱えてスキー場に行く人は少ない様に思います。

スクールは10時からで、それに暫く付き添いした後、私は下の方で昼までゆるゆると滑走。お昼に息子と一緒に2千円以上の鍋焼きうどんを食べて、午後またガイドさんに預けてからは、主にゴンドラで登って滑っていました。前回の記憶ではアンヌプリが一番良かったので、本当はすぐそちらに移ってずっと滑るつもりでしたが、強風のため一番上のリフトが動かず、トラバース出来ないみたいなので、今回は諦めました。

スキーはほぼ10年ぶりですが、まぁ、何とか滑れるみたいです。以前出来た事がもう出来ない、とかの違和感も特にありません。出来なかった事は、やはり同じ様に上手く行きません。そしてすぐ疲れて滑れなくなってしまうのは、ほぼ10年前と同じですし。

ゲレンデは、流石ニセコと言うべきか、雪質は非常に良くて恵まれました。時間は短かったですがそれなりに楽しかったので、また来ても良いかも知れません。子供のスクール終了が午後3時半です。それ以上はもういい、という事だったので、一緒にレンタル品を返して、私も3時半に上がりました。
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今回、息子と一緒だった事も有り、ワインの持ち込みも無しです。ショップで、ご当地ビール「羊蹄山ビール」を見つけたので、同じく羊蹄山ポテチも買って、部屋で飲みました。「ようてい」ポテチは味も全く変わらず、どうやら袋のデザインだけ変えてあるだけみたいでした。

行きの千歳空港からのバスでの途上、ニセコ・ヒラフ辺りの建物には華やかなリゾートエリア感があり、変わったのかも、と思いましたが、ヴィレッジの方は後で思い返しても、はそれほど変わっていない感じです。ホテル前に「ニセコ世」とか言うエリアが出来て、小さな店が何軒か有りましたが、それもこの時期は半分以上クローズしていました。

昔は当日朝行っても全く問題無かった(と思われる)スキースクールも、完全予約制。そして、ゲレンデで見かけたガイドさんは殆ど外国人でした。後で思うに、ここに来てガイドを頼む日本人は殆ど居ないのでしょう。頼むのは、外国人ばかりなので、こういうスタッフになるのかも知れません。

比率として、中国とか外国の人は確かに多かったです、ホテル内では半分位でしょうか。3月下旬と言う、もうシーズン終わりの時期だったのではあるのですが、それほど混んでもなく、むしろすいていました。ゲレンデも、(一応祝日なのですが)人もまばらです。これでもし彼ら外国人が居なければ、閑散としていて営業も大変なのではないかと思われます。千歳空港からも比較的近くで、外人に人気なのもわかりますが、日本人のスキー離れ(とりわけ、若い人のスキー離れ)も、こういった現状の一つの側面なのかも知れません。