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xiphioの備忘録


2008年02月01日

_ [computer] LinkStation LS-WTGL/R1 1.0TB-Model

先日久しぶりにパソコンショップに行ったら、表記のNASを売り出していたので、買ってしまいました。NAS(Network Attached Storageの略だそうです)と言えば、家には歴代の玄箱が3種類と、先日導入したコレガのRAIDのNASが有ります。

このモデルは、500GのHDを2台搭載し、RAID0とRAID1が可能でギガビットイーサと、定番のスペックですね。HDDの仕様が箱の何処にも書いていなかったので、「一応確認」と思いまして店員に、「HDはSATAですか、IDEですか?」と聴きましたら、「調べてみます」とインターネットで調べていたみたいですが、かなり待たされてから(バッファローのHPにも明記していない様です)「IDEの様です」と返答が、、最近の新製品は全てSATAなので、「嘘だろ」と思ってしまいました。丁度カウンターの隣にバッファローのパンフレットが有って、それに製品問い合わせの電話番号が書いてあったので、早速TEL。ちょっと待ちましたが、担当の男の方は「ATAですよ」との返事、「やっぱ、そりゃそうだろう」と安心して、ダミーの空き箱をカウンターに持って行って買ってきました。

確かあの店員、前にシャトルのベアボーンを買う前にも、店で付けているその商品の説明書きにIDEの記載がなかったので、「IDEは書いてないですけど、コネクタは有りますよね」と聞いたら、やっぱりインターネットで暫く調べたあげく、「使えません」と返事された気がします。「まさか」と思いつつも買って帰ってみると、やはりIDEもちゃんと有りました(当時のベアボーンは、普通は有った)。

早速使ってみる前に、箱を開けてみました。バッファローの方が言うとおりSATAのHD、サムスンの500Gでした。早速接続、初期設定がRAID0なので、これをRAID1にするとリビルドに2時間以上かかりました。この機器のとても気に入った所は、結構静かな所です。初期設定の為に隣に置いていますが、あまり気になりません。これに比べると、先に買ったコレガのは機器の基本構成は良いのですが、五月蠅いが為に手元で使うのが辛い製品です。

ただLinkStationは、後で調べた所、ソフトウエアレイドですね、これにはちょっと残念。それだったら、2万以下の激安サーバー機を買ってきて、HDを加えてLinuxでRAIDのNASを組むか、また玄人指向のRAID可能なHDDケース、玄蔵DUOでeSATA接続した方が、高機能ですね。ほぼ同じくらいの値段で出来ます。ただ、こんなに小さく、静音にするのは無理ですが。

個人的にソフトウエアレイドで心配に思うのは、肝心の障害の有った時です。ハードでやってる場合は、大抵ブザーが付いていてそれが鳴るのですぐ判りますが、ソフトの場合はせいぜいmailに依る通報とかで、まず緊急性が無いし、場合によっては見落としてしまう場合も無いとは言えません。本当に使えるのかどうか不安です。まぁ、それだから、初期設定はRAID0になっている訳ですが、、

便利なのは、専用ソフトをインストールしたパソコンに合わせて、自動に起動とシャットダウンが出来ることです。この手のサーバーは常時起動が普通とはいえ(故障もその方が少ない)、個人宅での使用において深夜誰も使用しないのに、通電しっぱなしっていうのは、どうも気が引けます。玄箱は隠し画面から、タイマーに依る起動とシャットダウンの設定が出来ますが、コレガのNSC4500GTは出来ないので(シャットダウンのみ出来るけど、それでは意味無い)どうにかならないものかと思っています。