2008年05月16日
_ [wine] Gevrey Chambertin 1er cru "Lavaux St. Jacques" 1994 (Claude Dugat)
そろそろ昔に買ったデュガも、飲み始めましょう。
92も色々買って飲んだ気がしますが、ヴィンテージが良くなかったせいか、あのグリオットでもあまり感心はしなかった気がします。93はいきなり高くなったので、村名を何本か買っただけでした(これも飲んでしまいました)。ちょっとヴィンテージ評価の低い94は、デュガを普通に買えた最後の年だった気がします。これ以降は高くて、複数本買う事はしていません。
ジュブレイ・シャンベルタンの1級畑でも有名な、ラボ・サン・ジャックですが、なかなかたいした物です。ジュブレイ・シャンベルタン村の中でも、シャンベルタンなどの特級畑が有る地域と反対側なんですが、良い畑なんでしょうね、これは多分殆どシャルムあたりの特級と同じ位の出来かと思います。(値段は安いぞ、当時ヴィンテージから5千円で買っている!、幸せな時代だった)
その頃は濃くて評判の良かったデュガですが(最近は濃いワインがかえって不人気)、15年近くしてから開けてみて、やはり単に濃いだけのワインではなかったのが判りますね。この94でも、やはり開けて2時間ぐらいにかけてだんだん開いてきます。滋味とかエレガントさなどはないですが、熟成によって広がりが出てきた良くできたワインですね。
_ [wine] Ducru Beaucaillou 1982
ついでなので、数日前に飲んだデュクリュの82も画像を載せておきます。(全く本人の備忘録です)
ボルドーの82は本当に素晴らしくて、以前から飲む度に感心していました。この所暫く飲んでいないので開けてみましたが、もう20年以上経っているので果実味は落ちていますが、まだまだしっかりした色、酒体です。
そういう訳で、今は閉じ気味で(20年経っているのに閉じ気味とは変ですが)、逆に開けてすぐには飲みにくいですね。デカンタして、大きめのグラスに変えて、広がるのを待ちながら飲んでいました。ここまで待ったのなら、あと10年は待って飲んだ方が良いかも知れません。
果実実がとても魅力的な十数年くらいで早めに飲んだ時の良さが印象的ですから、何でもかんでも充分な熟成を待たないで、手元の82なんかも何本かは少し早めに飲んだ方が良かった気もします。