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xiphioの備忘録


2010年12月28日

_ [wine] Musigny 1990 (Dom. Comte Georges de Vogue)

まぁ、年末なので、こんなワインも開けてみることにしました(例によって、一人で飲んでいます)。画像の説明

90の頃はまだサントリーがインポーターでして、なんだか凄く安かった気がしていたので、「1万円少しだったよ」とか知り合いには言っていたのですが、今記録を見ましたら1万8千円程で買っています。やっぱりミュジニーは高かったですね。それでも、もう少し前、80年代後半のヴィンテージを三美で買った時は、確か2万円を越えていましたから、やっぱりこの頃が一番安かったかも、、。どちらにしろ、今の価格ではとても買えません。

1、2年前に東京でこのワインを開けたことがありましたが、数人で飲んだ事もあり、またガチガチな感じで、正直「うーん、よくわからん、、」でした。

有名な90ももう20年だし、さすがにどうだろうと、開けてみましたが、開栓後の最初の一口目は、とても酸が高くミネラルがあって非凡なのは明らかだけど、どうだか?、と言われると、やはりよく分からない、、って感じでした。でも30分もすると開いてきまして、酸が高くかたいイメージは無くなり、とりわけ口蓋のアフターが長く、何時までも鼻腔に香りが残ります。さすがに素晴らしいですが、テイストは依然として峻厳で飲む者に緊張感をもたらしますね。まぁ、この前の2002のヌーボーの直截な幸福さとは対極なワインかも知れません。

更に少し時間が経ちますと、テイスト上でも、深い陰影が特徴的な、ある種モノリス的耽美的なワインと変容してきます。私なんかだと、ここまで来ると、ワインは難し過ぎ、って気も少々。香りはまだクローズしている様でして、もっと熟成を経ると開いてくると思うのですが、既にもう20年ですからねぇ、、ホントにそうなるかなぁ。まぁ、数年に1本ずつ、このワインとあと20年位、最後までおつきあい出来ますでしょうか。いやはや、買った時はこんな事思いもしなかった事ですが、、