トップ «前の日記(2011年01月12日) 最新 次の日記(2011年01月19日)» 編集

xiphioの備忘録


2011年01月16日

_ [wine] Charmes Chambertin 1994 (Claude Dugat)

結構飲んだブルゴーニュの94ですが、もうそろそろ終わりです。今になって何ですが、ブルゴーニュ全体としては94はどうも良くないですね。まぁそれは当時から言われていたのですが、私は単に結構安かったので94を結構買いましたが、結局良かったのはこのデュガとかH.リニエとかのトップの生産者の幾つかだけでした。画像の説明

色調は熟成を見せるけれど、今でもかなり濃い色、なかなか健全、今まで飲んだ94のなかでこれはさすがに立派と思います。なかなか美味しいです。さすがに見事な仕上がりといえますが、どうもこの先が見えませんので、今飲んでしまって正解とも言えますね。今からすると信じられないくらい安かったし(9千円だ!)、この点でもまた今まで置いておいた事も、充分納得できるテイストの今日のワインです。

さて、例によって、年明けから(大概一人で)色々なワインを開けていますが、今まで記録できずに有りました。この機会に気になったワインを幾つか記しておきます。

新年会みたいな感じで友人と夕食を食べた時に持った行ったワインは、ハーラン96(Harlan Estate 1996)です。さすが何時ものように洗練された良いワインですが、世間での高額さは我々の理解を越えます。(また今のエステイトリリース価格も、一ワインラヴァーの許容を越えています)画像の説明

白では、最近家で飲んだ、コシュ=デュリのレザンセニエール04(Puligny Montrachet Les Enseigneres 2004)です。この畑、一級でもないのですが、場所としてはバタールのすぐ下で、なかなか良い所です。私は、コシュ=デュリのこのアンセニエールがとても好きで(ペリエ−ル等のワインが買えないので)、最近は見かけたら買っています。一級でもないこのワインですが、普通は3万円を越えます。04ですが、見事に「コシュ=デュリ」していまして、もとても美味しいんですねぇ、、本当に何ででしょうか??

同じ04ですが、赤でG.ルーミエのモレ・サン・ドニのブシエール04を飲みました。昨年秋に某ワイン商の会で飲ませて頂いて美味しかったので、そこから買ったワインですが、飲ませて頂いた時の印象そのままの良さです。今まで高いのであまりルーミエは飲んでいなかったのですが、その試飲であっさり宗旨変えいたしまして、その後はルーミエ、このワインのヴィンテージ違いとか、比較的安いのを幾つか買いました。