2011年06月29日
_ [audio] HDオーディオ、192k 24bit
最近使用中のDACはKrellのStealth、ApogeeのRosetta200、RastemeのUDAC192ですが、Rosetta200とUDAC192はサンプリング周波数192kまで対応しています。一応Rosetta200にはFireWireで96kまでの再生は出来ていましたが、せっかく192まで対応しているDACが有るので、パソコンから192kが取り出せるオーディオインターフェース(所謂DDコンバータ)の導入を考えていました。
この間東京に行ったときに、コムファディオに寄ってラステームのUSBデジタルオーディオインターフェース、RUDD14を購入してきました。USB2.0で接続して専用ドライバで192k/24bitのデジタルオーディオの出力が可能です。海外のあまり有名でないメーカーのだと、機材のスペックは立派だったりしても、ドライバの出来が問題になることも有るので要注意なのですが、さすがにラステームなのでドライバも安定しています。
オーディオインターフェースとしては、以前まではデジタル録音も可能な物のみ選んできましたが、7月でCS−PCMも終了なのでこだわらなくなりました。録音出来る物としては、UA−25の後継機種QUAD-CAPTUREがローランドから出ましたね(何で型番ががらっと変わったのかな?)。こちらも注目ですが、UA-25を持ってるし、一応オーディオ用と言うことで電源も別だし、USBからのノイズをアイソレートしている様ですので、RUDD14にしました。
QUAD-CAPTUREはオプティカル出力が全く無くなったのが残念ですね。オーディオ評論の通説では、デジタルオーディオの接続は同軸が音がよいと言う事になっていますが、PCとオーディオ機材を電気的に接続するのはどうも気持ち悪いです(電源を同じ系統で取っている環境なら、あまり意味が無いかも。)。
192k/24bit対応の光デジタルケーブルもラステームから出ていますが、高価なので今のところはAES/EBUデジタルバランス接続にてUDAC192に繋いでいます。最初は音源がないので、FrieveAudioで192kにアップサンプリングして出してみてましたが、さすがに元が44なり48では情けないので、「2L」で192k/24bitの音源を買ってみました。実際買ってダウンロード始めて吃驚したのですが、終了までに24時間以上の予想。ホントかいな、と思ったら、本当に24時間以上かかりました。ダウンロードスピード、もう少しどうにかしてくれないと続けて買えないですね。今度はオンキヨーから買ってみますか、、
音はすごく良い気がします。そもそも96kと192kなんて差が分かる訳ないと思いますし、普通には48kとの差だって分からないのが普通に思えるのですが、、気のせいでしょうか、やはりハイスペックなのは気分が良いからでしょう。
でも、既に処理しているチップが普通に192k/36bitなので、今後わざわざ96kまでの機材を選ぶことはあまり意味がないかも知れません。
サウンドは動画に比べて情報量が少なく処理しやすいので、簡単に高スペック化すると思っていましたが、ついにここまで来ました。後の問題は音源ですね、録音はハイスペックで行っていても、44kのしか出さないのでは、もったいない気がしますが。