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xiphioの備忘録


2014年05月10日

_ [wine] Chateauneuf-du-Pape Reserve des Celestins 2004 (Henri Bonneau)

先日、最近のヴィンテージのセレスタンを買ったのですが、そう言えば、セレスタンは未だに飲んだ事が有りませんので、そろそろ開けてみることにしました。そうは言っても、セラーには04以降のしかないので、若いかな、と思いつつもその2004です。画像の説明

開栓時より、流石にとても美味しいです。最初から香りも凄く魅力的に立っていますし、また特段堅いとも思いませんでしたので、もう飲んでも良いのでしょう。普通のニュフ・ド・パプやマリー・ブーリエの延長線上に有りながら、更に柄が大きく、濃密で有りながら更に複雑です。単純に濃い、と言うのではありません。アフターの長さはまた印象的で、何時までも口蓋に香りが残ります。

素晴らしいなぁ、と思いつつも、それでも飲み進んでいきますと、グラスを持つ手が次第に止まってきました。一人でずっと飲んでいると、ちょっと疲れてくる感じです、、最近の私の好みのせいでも有るのでしょう。もったいない事に、最後の1/4程は飲めなくて流してしまいました。このワインは複数人で飲むべきでした。 

_ [audio] SAE2400L、アンプのメンテ(1)

最近ちょっとやってなかった、古いアンプのメンテナンス(まぁ、いじくって遊んでいる、ってのが本当の所なのでしょうが)をやってみました。

あまり面倒そうな機種はやる気にならないし、手を入れてもその後使う気がしないのでは、もっとやる気にならないですが、今回はちょっと前にオークションで買ったSAEの2400です。数年前、シャンク品の同機種のTRを交換して直して、それを実際今も使っていますから、ある程度慣れた機種ですし、その時に簡単な回路図も手に入れています。また上位の2600ほど大きく無いので、私には手頃かも、と思いました。また、もし失敗して壊してしまっても、これなら比較的ダメージが少ないかも、との思惑も有りです。(昔、B−1を不動にしたことがありますので、、その機種は幸いSITが飛んでいなかったので、専門の人に直してもらいました)

落札したのは一応動作品で、他の手も入っていないオリジナルのままですが、錆びやゴミが多く、一体どこに放置されていたのか、中に木の葉も入っていました。動作は歪率が少し多いもののまずまずOK、RchにDCが少し出ていますがこれは調整で直ります。あと、出力レベルのLEDはOKですが、アイドルの所だけ点灯していないです。

ばらしかけて気がついたのですが、今使用中の同機種と筐体の構造が違います、開けるのがやたら面倒。さらに開けて気がつきましたが、トランスが違います。調べたところ、この個体は初期の物で、トランスがトロイダルでは無く普通のトランスです。だから、重たいです。

午前から午後にかけて、基盤の電解コンデンサと、半固定抵抗を全部交換して、正常に動作することを確認。こういう作業、趣味でやっているわけなので、私の様な素人が手を入れる場合は、時間や手間を気にせずとにかく丁寧にやることが肝要と思います。

何時もでしたら、大概はここまでなのですが、今回は全部ばらしてみることにしました。結線をいろいろ外して、終段TRのユニットを取り出し。更にはらして、やっと終段TRを見ることが出来ました。この後このTRを取り外して、ヒートシンクも取って、それでやっと出力段の基盤が自由になるわけですが、夕方になったし、根気も続かないので、ここらで中断にしました。