2014年06月07日
_ [music] 新垣隆コレクション with フレンズ(6月7日 Hakuiju Hall)
この週末に用があり、また東京に行っていました。土曜日は空きだったので、いつもの様にコンサートを探して、最初は昼から、マキシム・ベンゲーロフのコンサートに行く予定にしていましたが、クラシック雑誌でこの日に、新垣隆氏の音楽を聴くコンサートが開催されることを知り急遽変更、こちらのコンサートに行くことにしました。
昨年来、凄く話題になりましたので、氏を良く知る、知り合いの人たちがコンサートを開催した、と言う感じです。
ヴァイオリニストの川畠成道さんが、新垣さんに無伴奏ヴァイオリンソナタを書いてもらう様にお願いしたとのことで、その冒頭の部分(まだプレリュードとの事です)のお披露目もありました。この曲は、秋の川畠成道さんの演奏会で全曲演奏される予定です。
_ [music] NHK交響楽団定期演奏会第1784回 Aプログラム
白寿ホールでのコンサートが終わって、次はNHKホールに向かいます。近いので歩いて行けます。午後5時のチケット販売で電話予約のチケットを買ってから、時間があるのでNHKのスタジオパークを見学。
指揮は何時ものアシュケナージですが、ずっと前から、聴くたびにやはりこの人はピアノの方がずっと素晴らしいと思うのですが、如何でしょう。やはり指揮者というのは、魅力的なポジションなのでしょうか。
今回の演奏会の注目は、なんと言ってもヴァイオリニストのコパチンスカヤです。夜のコンサートをこれにしたのも、ソリスト故です。
プログラムは
グラズノフ:交響詩「ステンカラージン」
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第二番
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」から第二幕
最初と後半のオケだけの曲は、まぁこれと言って、どうと言う感想も無いですね。やっぱり、コパチンスカヤが印象深いです。
出てくる時、と言うか、帰る時もでしたから、ヴァイオリンを持って歩くときは、何時もそうなんでしょう、ヴァイオリンを片手で高く持って、出てきました。ここからして面白いです。何度か衛星放送で聴いた演奏も、まぁ変わっていて結構面白かったですが(それで、時折気に入らないこともある)、このプロコフィエフも面白いと思いましたし、結構よかったです。(実は、プロコのヴァイオリン協奏曲は馴染みがなく、ほとんど初めて聴きましたので、他の演奏と比較が出来ません。)
実演奏のスタイルも、また、振りの激しいかなり熱演型で、以前コンサートで聴いた佐藤久成さんを思い出させるほど、、コパチンスカヤは写真通りのとても素敵な女性なので、見ているだけでも充分印象的です。結構ファンになったかも知れません。