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xiphioの備忘録


2014年08月21日

_ [wine] 暑い夏のセラー事情、2014年版

8月の初めの方は、ずっと雨が降ったり、台風が来たり、曇天が続いたりで、比較的涼しかったのですが、やはり晴れると夏は暑いです。

1995年から設置しています1つめのセラーは、昨年夏は20度以上になること度々でしたので、3月に新しいクーリングユニットを購入し、交換しました(4月の日記に書きましたが)。CellarPro 1800XTSと言う機器ですが、実際に夏になって運用してみますと、確かに以前から使っているBreezaire WKC2200よりもずっと強力でまた安定しています。早くCellarProに変えれば良かったです。セラー1は建物の2Fに設置してあり、風通しが無いので周りはとても暑くなりますが、セラー内の温度は極めて安定しています。

新しく設置した2つめのセラーは、設置したときから夏期は高湿度に悩まされています。以前にも書きましたが、昨年一夏過ごしただけで、セラー内がカビだらけになり、その後が色々大変でした。それで湿度対策として、まず冷却装置のファンにファンコントロールをつけて、低速でファンを回す様にしましたが、これはあまり効果なし。春には換気扇をつけたのですが、それがある程度有効だったのは夏前まで。暑くなると再び湿度はほぼ100%、おまけに吸気しているせいか、特定箇所に水滴が凄くついて、その辺りが水浸しになってしまっていましたので、慌てて換気扇も止めました。

湿度低減の策が失敗し、仕方なくバックアップ用として設置してあった家庭用エアコン「霧ヶ峰」を「除湿」で作動させてみました。当然湿度は下がりますが、意外な事に温度も結構下がり、13度くらいになっています。メインの業務用の冷却装置は15度程度に設定してあるので、停止しています。と言うわけで、現在温度13度、湿度75%程です。

元気にお酒を飲める年齢を考えると、ある程度早めに熟成もしてもらいたいので、あまり低い温度でなく15、6度に設定してあったのですが、13度なら充分許容できます。元々は緊急時のバックアップ用としてつけた「霧ヶ峰」がメインとなって、高価な業務用冷却機器が単なるバックアップ用となっている状況です。