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xiphioの備忘録


2014年09月03日

_ [computer] Haswell-E i7-5930K + X99M Extreme4 + M.2(PCIe2.0x4)

ついこの間Devil's Canyonでパソコンを組んだばかりなのですが、待っていたHaswell-Eが出ましたので、それでまた1台組んでみました(これはメインの機種にする予定です)。

1年位前、Haswell-Eは発売は2014年の暮れあたり、って話しだったと思うのですが、それが秋頃になり、なんと8月30日に発売になりました。遅れるのは良くある事ですが、早まるのは結構珍しいですね。すぐにドスパラのページを見てみたら、ほぼ思っていた構成でCPU&マザー&メモリのセット売りがあったので、いきなり買ってしまいました。他の、ケースや電源、CPUクーラーのパーツも今日の昼には揃いましたので、午後から組み立ててみました。画像の説明

今回の構成は以下の通りです。

CPU : Intel Core i7-5930K BOX
Mother : ASRock X99M Extreme4
Memory : Crucial CT2K8G4DFD8213(DDR4 PC4-17000 8GBx2) 2組 32GB
CPU-Cooler : CRYORIG シングルファン・サイドフローCPUクーラー H5 UNIVERSAL
SSD : SAMSUNG M.2 SSD 128GB (PCIe 2.0 x4)
HDD : TOSHIBA MQ01ABD075 750GB 2.5" SATA
Power : 玄人志向 600W 80PLUS Platinum 12cm静音ファン KRPW-PT600W/92+ REV2.0
Graphic : 玄人志向 NVIDIA GeForce GTX750 PCI-Ex16 1GB GF-GTX750-E1GHD/OC
Case : SilverStone Sugo 黒 MicroATX SST-SG09B

家庭用としては、既にATXは時代遅れと思っていますので、マザーボードはMicro-ATX以下の狙いですが、今回発売されたX99のマザーボードでMicro-ATXは、Asrockからしか出ていません。ゲームはしないので、マザーはASRock X99M Extreme4のほぼ一択です。CPUは実質8コアも必要ないけれど、折角なので少しでもクロックの早い物と言う事で5930Kです。

ケースは既に5インチベイも必要ないのですが、CPUクーラーは高さ160cmのを使いたいので、SilverStoneのSST-SG09Bにしました。以前、Haswellの4770Kで組んだとき、同じレイアウトのSST-SG10Bを使い、結構気に入ったからです。でも同じケースを使ったのでは見分けがつかなくなるので、違うケースも色々検討したのですが、これほどコンパクトでありながら、大きなサイドフローのCPUクーラーが使えるのは、このシリーズだけみたいです。SG09Bは外観のデザインが少し気に入りませんが、仕方ないので少し安いSG09Bにしました。画像の説明

今回の肝は、M.2のSSDです。PCIe接続のM.2 SSDは、ついこの前の4790Kの時にも使いましたが、 その後8月下旬に、PCIe 2.0 x4接続のM.2 SSD(SAMSUNG製)が発売と知りました。丁度1日だけ東京に出る用件が有りましたので、秋葉原に行って、128Gのをあらかじめに買っておきました。私なんかの感覚では、選択肢は一番安い128Gしか無いのですが、最近のニュースでは256とか512の方がよく売れている由。皆さん豪勢ですねぇ。試用のOSをインストールしてみた直後の計測では、画像の通り、ほぼ謳い文句の通りのスピードが出ています。

最近やっと場所的な環境が整ったので、メインは30インチを3台使ったマルチ・ディスプレイにしてみるつもりなので、WQXGAが3画面以上出せるグラフィックカードを探して、DVIx2,DPx1,HDMIx1のGalaxyのGF-GTX750-E1GHD/OCにしました。本当言うとDVIx1,DPx2,HDMIx1の方が良いのですが、あまり無いんですね。

CPUクーラーは最近出たCRYORIGのH5 UNIVERSALにしてみました。ハニカム構造を採用したフィンが特徴です。評価がまだ殆ど無いものですが、取り付けも簡単ですし、ちょっと高価な分だけ作りはキチンとしているみたいです。

電源は玄人指向のプラチナクラス、多分500Wで充分なんだろうと思うのですが、前に組んだ物と同じではつまらないので、600Wにしてみました。HDDは半月ほど前、地元のパソコンショップでワゴンセールしていた2.5インチの物です。大きなデータはNASで共用するので、ローカルストレージは、容量は小さくても良いので静かな事を優先し、2.5インチです。

部品さえ揃えば組み立ては簡単です。ただ、マザーボードとケースが小さい割にCPUクーラーが大きいので、マザーボードをケースに固定した後で、コネクタに差すのが殆ど不可能な箇所もありまして、何度かマザーボードを外しました。

何時も緊張する最初の電源投入ですが、いくら待ってもモニタに何も出てきません。「これは困った!」、と思いつつマザーボードを見てみますと、LEDセグメントにエラーコードらしき物が表示されています。マニュアルには記載されていないのでネットで調べますと、メモリのトラブルらしいです。

以前Sandy Bridge-Eの3930Kで作った時、クアッドチャンネルの為に4枚用意したメモリのトラブルで、OSのインストールとその後の運用にとても苦労した事があります。最初はメモリと分からなかったのですが、調べて交換してもらって、やっと安定しました。そう言う事が昔有りましたので心配したのですが、メモリを一旦取り外して差し込みなおすとOKでした。

その後は動作は順調なのですが、気がつくとファン音がかなりうるさいです。UEFIやASRockのアプリからファンコントロールの機能が有るのですが、制御できるのはCPUファンだけ、ケースに付いているファンは3ピンしかないので制御できないのですが、それが凄くうるさいです。我慢が出来なくなったので、キチンと設置する前に急いで近くのパソコンショップまで行って(往復1時間半かかります)、PWM制御のできるファンを買ってきて交換しました。このケースには、最初からファンが3つも付いていますが、使用しないサイドのファンは変な取り付け方で取外しにくいですし、裏のファンはとても五月蠅かったです。 SST-SG09Bはレイアウトは良いのですが安っぽい所も多く、特に電源のスイッチとかは気になります。少し高いですが、やはりSST-SG10Bのほうがずっと良いですね。