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xiphioの備忘録


2015年03月13日

_ [wine] シャンパーニュ地方とアルザス地方のワイン畑巡り(3日目、アルザス)

3日目はマルセル・ダイスへの訪問が一番の用件で、とても楽しみです。観光の日数が限られていますので、基本私は畑を見ることをまず優先して、作り手訪問はあまりいれません。まぁ、本当に行きたい所は、大概ヴィジットを受けていないので行けない、ってのもあります。

約束は10時なので、まず途中のリボーヴィルと言う町に行きました。ここは小さいなながら古い美しい町並みが残っている観光地だそうで、確かに素敵な場所です。歩いてみたかったのですが、時間が無いので車から見ただけでした。その後ベルグハイムに有るマルセルダイスに向かいます。

マルセル・ダイスのドメーヌは試飲とセミナーができる広いホールを備えていて、訪問する客に充分対応できるようになっています。今回は、加藤さんが特別に当主のジャン・ミッシェルに会えるように約束してくれています。まず対応してくれたのが、ここで醸造とかを仕切っている女性で、たぶんジャン・ミシェルの現在の奥さん(これは後々で解る事だけど)。ジャン・ミシェルは、畑を見に行っているが試飲している間には帰ってくる、との事。広く清潔な試飲室で、コンピュータを使った大画面のモニターに映し出された畑の概要を見ながら、次々に試飲してゆく。この解説ソフトもわかりやすくて非常に出来が良い。結構な数の試飲だったけど、後に行くほどキッチリ良くなって行くのには感心した。試飲の途中で、当主のジャン・ミッシェルがつなぎ姿でかえって来た。画像の説明

誰でも知る通り、このアルザス地方でテロワール主義を唱えて推進する先鋒なので、ちょっと怖い人かなとも思ったのだけど、どちらかと言えば少し小柄の、とても良い感じのおじさんだ。もっとも加藤さんとは以前から知り合いだから、ってのもあるだろう。しかし、ワインの話をする時はやはり真剣だ。ただ、まくし立てたりはしない。普通の試飲とかは、若いスタッフが結構居て、そちらがやるみたいで、私がジャン・ミシェルに会えたのは、ひとえに加藤さんのおかげだ。暫く話をした後、昼食を一緒にしようと言ってから、ジャン・ミシェルはまた畑を見に行った。

訪問は10時だったのだけど、最初暫く待ったこともあり、試飲も数が多く、間にジャン・ミシェルの話もあって、後で醸造所も見せてもらったら、既に12時半を回っていた。そのうちジャン・ミシェルが帰って来て自宅の方に案内され、加藤さんと私、家族と同じテーブルに座り昼食を戴いた。本当に有り難い事だ。ここではビデオは回しづらく写真だったので、撮ったのがこの写真。奥がジャン・ミシェル・ダイス、手前の女性が試飲と解説をしてくれた人で多分今の奥さん。写真ではちょっと顔が隠れているけど、間の小さい女の子は、お二人の子供の様だ。お客さんには結構慣れているらしく、ニコニコしていてとても可愛い。(ちなみに、この日は居なかったけど、前の奥さんとの間にマチユー・ダイスと言う成人しているイケメンの息子が居るらしい)

昼食まで戴き、ワインを買ってマルセル・ダイスを後にしたら、もう午後二時になっていました。当初は南北に長く点在するアルザス・グランクリュの畑を全部見るつもりでしたが、もう無理です。まずマルセル・ダイスのすぐ前にあるアルテンブルグの畑の方に上ってゆき、畑を一望したしたあと、これより南に向かいます。画像の説明

リボーヴィルの上のグランクリュ畑は朝見たので、次のユナヴィールのグランクリュ、ロッサーカーを見に行きます。ここは是非見に行きたいと思って居ました。アルザスで一番有名なトリンバックのクロ・サン・テュヌの畑が、このロッサーカーにあるからです。

地図を見ながら、ロッサーカーとおぼしき丘陵の上に行きますが、それらしきクロ(石垣)も見えません。ふと下方右町の外れに教会が見えます。クロ・サン・テュヌのラベルに描かれている教会と畑って、あそこでは無いかと言う事になり、教会の下まで行ってみました。昨晩飲んだクロ・サン・テュヌのラベルの写真を出してきて、目の前の風景と見比べます。まずここに間違いないでしょう。

ここは写真も撮りました。ラベルのイラスト通りの、教会を頂上とした斜面に葡萄畑が広がっています。写真右手の方は、これで葡萄畑は終わっていますが、左の方には更にずっと広がっています。ロケーションも素晴らしく、天気も良いので暫し眺めていました。

その後更に隣のリクヴィールに行き、ショーネンブルグの畑も見に行きました。マルセル・ダイスもここに畑を持っていて、訪問した帰りに買ったワインにここのショーネンブルグが含まれていることと、今回アルザスを訪れるにあたり参考にした、ワインアトラスには、この畑からの眺望の写真が載っています。聖地巡礼じゃ有りませんが、その写真のポイントも特定してきました。

もう夕方になってきました。本日宿泊のストラスブールまでは、ここから結構距離があるので、ゆっくりした葡萄畑見学はここらで打ち切って、ストラスブールに向かいます。結局コルマールより南の畑は見ることが出来ませんでしたが、主要な畑は訪れたので今回はこれで良しとします。画像の説明画像の説明

ホテルに着いたのは午後5時過ぎ、夕食は8時からなので、ストラスブールの市内観光に行きました。事次第は次の項目を参照。

夕食はホテルのすぐ近くの、ブリュイーゼル(Buerehiesel)と言うレストラン。現在は一つ星だけど、以前は三つ星をとっていたらしい。大きなオランジュリー公園のほぼ真ん中にあって、昼間は綺麗のだろうけど、夜はあまりわからない。ここもとても良かった。でも昨晩までの現役三つ星と比べると少しラフかも知れない、ランク付けは極めで妥当な所。

ワインは白は当然アルザスで、ソムリエ氏はいきなりクロ・サン・テュヌあるけど、とか言ってきたけど、昨日飲んだのでビオ系の良い作り手を、と言うリクエスト。そこでマルク・クライデンヴァイスのカステルベルグ・グランクリュを勧めてくれたので、それにした。赤は流石にそろそろシャンパンやアルザスには飽きたので、ブルゴーニュか何処かそこら、と言う事で加藤さんに見てもらったら、トラペのシャペル・シャンベルタン90が結構安い値段でリストに載っているのを発見。かなりお値打ちなので、見つけて迷わずその90のトラペにした。これが最後の1本だそうだ。

_ [misc] ストラスブールでの聖地巡礼

「ストラスブールと言えば、White Album2でしょう!」って、アルブデュエズに居る時にふと思いつきました。当然何も準備して居なかったのですが、ホテルでいきなり検索してみると、、おお!、出てくるではありませんか、聖地巡礼の為のマップが。先人たちの偉業に感謝です。画像の説明画像の説明画像の説明画像の説明画像の説明画像の説明画像の説明

旅行は葡萄畑見学をメインに、って言ってても、折角ストラスブールに一泊するのですから、噂に聞く美しい旧市街を見てみたいし、それだったらWhite Album2の聖地にも訪れてみたい訳です。

午後五時過ぎにホテルに入り、夕食に出かけるまでの間、聖地巡礼を兼ねた市内観光に行ってきました。ホテルが少し離れていたので、まず大聖堂付近まで加藤さんに送ってもらいました。その大聖堂を見て、それから資料と記憶を頼りにこの近くから巡礼です。その成果がこの写真。

PCゲームのWhite Album2をやった事が無い人には分からないと思うけど、うーん、なかなか感慨深い物があります。場所を探しながら歩きますと、まあだいたい中心地を一周しますので、それだけで観光にもなります。ホテルまで結構遠かったのですが、帰りは歩いて帰りました。最初から巡礼する気でいたなら、写真にもあります、春木が泊まったホテルに宿泊したのですけどねぇ、、そうすれば完璧でした。

最後のストラスブール駅だけは、ホテルの反対側になり少し遠くなるので、翌日朝、空港に行く途中で寄ってもらいました。一応各写真、アングルも気にして撮ったのですが、ここだけは記憶違いで、ゲームのシーンとは撮る方向が逆になってしまっています。