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xiphioの備忘録


2015年06月07日

_ [music] David Bowie、蘭丸

週末は、フランスのネットラジオも同時に流しているクラッシック放送FranceMusiqueの、この1週間でのコンサート番組で、聴くことができなかった興味深い物を、オンデマンドで良く聴いています。

その中で、5月27日に「Philip Glass et David Bowie par l'Orchestre National d'Ile de France à la Philharmonie de Paris」と言う番組があったのを発見し、聴いています。グラスのクラッシックの曲は時折目にしますが(CDも何枚かは持っている筈)、デヴィット・ボウイは珍しいですね。

この日のプログラムは

Philip Glass : Symphonie n°1 "Low"

David Bowie : The Diary of Nathan Adler
Bertrand Belin, Récitant

Philip Glass : Symphonie n°4 "Heroes"

ボウイの曲は、実際聴いてみると、バックのミニマム的な曲の上に語りが延々と乗っている作品で、グラスの曲の様に特別な技法は必要なさそうですが、現代曲だと言われれば、まぁそう違和感はありません。肝心な語りの内容(フランス語だった)は全く分かりませんが、聴いた感じはそう悪くはありません。

後で調べてみて解ったのですが、プログラム1曲目のグラスの「ロウ・シンフォニー」は、デヴィット・ボウイのアルバム"Low"が下敷きになっているらしいですし、3曲目の「ヒーローズ・シンフォニー」は、同じくボウイのアルバム "Heroes"を元とし書かれているらしいです。私はボウイのアルバムは聴いたことが無いのでよく解りませんでしたが、今回のプログラムのテーマは、「デヴィット・ボウイ」だったみたいですね。

で、それらの曲よりも、デヴィット・ボウイです。私はロックとかあまり聴かなかったので、音楽的な思い入ればそれほど無いのですが、、ごくごく個人的なのですが、ボウイとくれば大島弓子です。画像の説明

その名台詞、実は全部憶えていないので、単行本を取り出してきました、で、こうです、、

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フィレンツェのダビデ
おけしょうしない
デビットボウイ
モロー描くオーフェース
ベニスに死すの
アンドレセン
みんなたして
4で割る
森蘭丸とは
彼のこと!!
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知っている人は絶対知っている、大島弓子さんの「F式蘭丸」(初期の名作)の台詞です。
一般的な理解は難しいでしょうが、私自身にとっては、「稀代の名台詞」の一つです。

この際「ベニスに死すのアンドレセン」が、どんなんだか調べてみましたが、流石に大島弓子さんのこのテキスト、同じようにブログに書いている方も多いみたいですね。右画像は、そのFranceMusiqueのプログラムに載っていたボウイ。47の生まれ、昔、美青年でしたが、今でもなかなかのものですね。

ずっと昔から少女漫画は読んでしましたので、最初「F式蘭丸」を読んだ時(既に名作・代表作と言われていた)私も若く、その後の作品に比べてそれほど感銘は受けませんでしたが、この年になって再び読み直してみると、どこかあやうく、そして儚くもデリケートな若く美しい感性の精華です。おそらく大島さん自身でも、あの頃でしかできえなかった繊細な感性でしょう。