2016年03月05日
_ [Traveler's diary] UTAU DAIKU in ウィーン 六日間ツアー出発
ムジークフェラインで第九を歌うというツアーに、実情をあまり考えもせず申し込んでしまって、本日が出発日。わざわざウィーンのムジークフェラインまで行って第九を歌うのだから、きっとある程度のレヴェルではあるはず、と思い込んで参加したものの、合同練習会などに出てみるとちょっと違うみたいだったし、まさか楽譜は持たないでしょうね、と思っていたのだけど、実は楽譜も持って良いらしい。でも、第九の合唱って、楽譜持って歌える曲では無いと思うのだけど。
私の方はと言えば、昔東京アカデミーで第九の演奏会に出ていた頃は結構自信も有ったけど、よく考えばそれはもうほぼ30年前。まぁそれでもそこそこ覚えている(と言うか、身に付いている感じ)なのは大したものだけど、やはり怪しいところも多数。しかしながら、昨年からの徳島での第九演奏会の為の地元の練習に、かなりまじめに出たせいか、やっと自信に実情が即いてきたところ。でもホントの所、怪しい部分は何度練習し直しても、その時だけで全然改善できないのは、年のせいかと、情けなくなります。
本日出発の、グループは17名。少ないのは同じ旅行会社でも、出発地や前後の観光コースその他で、色々なコースが有る事。また、違う旅行会社のツアーも有るので、総勢はそこそこになるらしいけど、やっぱし男声のメンバーが少ない。ちなみに私の、東京発着で観光ほとんど無しの最短コース17人の内、男は私を含めて3人。出発前の合同練習会でも、男声陣、特にテノールなど殆ど居なくて、「大丈夫なの」と主催者側の方に訊いたところ、地元ウィーンで第九を歌っている人が助っ人で出てくださるらしいです。それならそれでとても楽しみではあるのだけど、まぁ実際にリハーサルでもしてみないと、現時点ではどうなのか不明。
それに、男の方、皆さん年齢がかなり上です。全体でみても、おそらく私が一番若いのでは無いでしょうか。よく考えれば、ほぼ1週間使って歌を歌いに来るので、普通に仕事をしている男の人にはかなりハードルが高いかも知れません。
さて、同じ第九演奏会でも、徳島の様な日本の地方都市での演奏だったら、「あぁぁ、でもしゃーないか」とも思わないではないけれど、合同練習会に出てみて、ムジークフェラインであんなんだったら、どうするんだろう、と思ったんだけど、この企画、もう3回目らしいし、なんとかなるんでしょう。(今年はパリのテロの影響で、参加者も少なめらしいけど)
このツアーは3月10日帰国で、丁度翌日の11日には、六男も出演の震災復興チャリティーコンサートがサントリーホールであるので、東京発着にして、そのコンサートに参加してから帰る予定です。
昼頃のKLM便でスキポールへ、此処でウィーンへの乗り換えの為の待ち時間が、何と5時間ほどあります。幸いKLMなので、ゴールドメダリオンのカードが役に立って、快適なラウンジで過ごす事が出来ました。ワインやスパークリングワインも、シャルル・ドゴール程ではありませんが、そこそこ揃っています。
ウィーンのホテル到着は、ほぼ夜中の12時でした。遅いので、既にヨーロッパに来ている娘との待ち合わせは、翌日朝にしました。